<大河ドラマ天地人>  2009年11月25日 日記より


天地人 終わりましたよ。 

とにかく、メチャクチャな構成でしたね〜 
登場エピソードや人物のバランスがオカシイかな。 
越後の兼継の話つーなら、もっとあるだろと。 
そのあたりは、なんかもう突っ込むだけ野暮でしょう。 

まぁ、 
兼継と景勝のラブラブっぷりを楽しむドラマとしては、 
とっても楽しめましたw 
かなり序盤から、殿様は、 
「お前が死んだらワシも死ぬ」的な台詞を 
何の恥ずかしげもなく吐きやがってます。 
ステキヽ( ;´ー`)ノ 

妻夫木聡は、得意領域と言いますか、 
泣き虫で、周囲から可愛がられてた下っ端の頃が全盛期でしょな。 
ハマリ役。 
ただ、そこまでは悪くないんですが、 
それ以降のイメージをもって既存の評価を覆す事はできなかったな〜 
立場が重くなるたび、最期まで浮きまくりだったかと。 

大河はそういう発見も多いんだけどね。 
この役者にこんな一面があるとは思わなかったみたいな。 
今回は残念。 

つーわけで、基本、最初から最期まで、 
終始、北村一輝ゲーでしたとさ。 
この人は、ホント器用だよね。 
序盤の口下手さんと、終盤のカッケーオッサンでは 
到底、同じ人とは思えないよ。 
ムスっとした表情を上手く年齢相応に 
各々の時代で消化しましたの〜 


現在ノリノリである笹野高史さんは、 
さすがの年の功、抜群の安定感でしょ。 
序盤、年齢的に無理がるのはご愛嬌として、 
イメージ通りの秀吉像を見事にやってくれてます。 
愛嬌と可愛げがあるけど、ちょいと狂人染みたねちっこさがあると言うか。 


あとは、三成かな。 
オイラは小栗旬の評価がひじょ〜に高いです。 
このあたりの若者の中では明らかに一枚上手ですよ。 
若すぎるとの声もあるでしょが、 
兼継の中の人とのバランスを考えると、丁度良い人選ではなかろか。 
兼継と二人でハシャいでた時期の楽しそうな雰囲気こそが、 
この作品の根本。 
基本、兼継と三成の友情物語でしょ。 
そう考えると、関が原までが華かな。 
三成退場と共に、どーでもよい度がより顕著になった感じでしょか。 


松方弘樹?? 
これはもう、良いとか悪いとか、上手いとか下手とか超越して 
何かもう、途中からひたすら面白かった(゚∀゚)アヒャ! 


敢闘賞は淀の方。 
深田恭子って、特定の役柄に限っては、 
かなりイケてると思うんだがどーなんだろか。 
あの美人っぷりと、わがまま娘っぷりと、負けん気の強さと、妙な愛嬌と、 
このあたりの共存て、ちょっと他では見られませんで。 


それくらいかな〜 
ドラマの中身には、意地でも触れねーぞw 

ただ、87年大河 独眼竜政宗 を楽しませてもらった身としては、 
何故、最上義光がこんなにも物語からハブられているのかだけは、 
ちょいと耐えられないですがヽ( ;´ー`)ノ 
上杉家のお話だってのに、 
最上との話が皆無って、そりゃさすがにありえないっしょ。 
お陰で、兼継最大の見せ場であるはずの関が原後の撤退戦が薄い薄い。 


結論。 
戦国 ご当地大河はもう止めにしねーか・・・? 
(再来年は、また同じような時代やるんだけどな!!)

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