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終日、博多散策




どんどん、ホテルの環境に慣れていくのがわかります。
同じ場所に泊まると、日をおうごとに眠りが深くなる。

バス
100円バスに乗ってみます。
今までは歩いていた「博多駅→天神」ルート。
システムは一緒、これは東京ローカルを除けば、
どの街でも共通ですね。
席もこれと言った特徴もなく「整理券+後払い」

ただ、福岡市街地はバスの本数が非常に多い。
中心部のバス停だと、2台、3台がまとまって止まるのは当たり前。
道を歩いてても、2分に1度はすれ違います。
まぁ、路面電車がなくて、地下鉄JRも一方向に進むだけとなれば、
バスが多くなるのも自然な事でしょう。

ふと、道路にカメラを向けるだけで、

狙ったわけでもないのに、4台ものバスが収まります。

あと、女性運転手が多いのは何なのでしょうか?
札幌はもちろん、他の街の比ではありません。
九州と言うと、むしろ「男が強い」圏のイメージがありますが、
仕組まれた事態なのか、自然にそうなったのか。

警固公園

もう一つ、公園を見つけました。
三越の裏、ビックカメラとの間。
天神の大通りを挟んで、贅沢にも二つの整備公園がある形になります。
広さは、その天神中央公園と同等の1丁分弱。
昼時だったからか、みんな弁当を食べながら談話中。
この平和な空気は中心部ならではですね。


デジカメ
昨日のPCショップ周りで欲しくなってしまいました。
今回の旅で予想以上にフィルムを使っている事を考えると、
かえってお得かなと思いまして。

小型で持ち運びも便利だし、下手なフィルムカメラよりも綺麗。
256MBのメモリを同時に買えば250枚は撮りため可能。
容量が埋れば、ネット喫茶でCD-Rに焼くだけで、
また一から撮り直し可と、長期旅行に向いてるんですね。
3万円程度。
良い機会だし買ってしまおうと決意。


ジュンク堂書店(天神)
かなりの広さを誇っております。
1〜4Fまで、全て本屋。
札幌にこの規模はないですね。
座って立ち読み(?)ができるスペースもありまして、
中身を見て買ってもらうという理想を
自で行く仕組みに感動です。


都市間高速バス
またまたバスのお話。

普通に福岡の市内をを移動するだけなのに
高速道路を使う事に感動。(天神-福岡タワー)
歩いても十分行ける距離ですよ。
本当に多様なバスが存在しております。

まず安い。
これに尽きるかと。
100円バスも、ぐるぐる都市中心部を周るバスだけではありません。
普通のバスでも「中心部区間」である限り、
「初乗り:100円」
だから、100円の次は突然220円なのですが、
それが、天神からタワーまでずっと220円のままなのです。
高速まで使うバスなのに全然上がらない。

というより、この高速道路自体が、
街中の移動目的に作られた物なのです。
ホークスタウンと街中の距離を縮めるのが目的でしょうかね。

また運転手も、
「右に曲がります」「信号止まります」「発信します」と、
車内に力がかかるタイミングでは必ず一声。

バスカードの普及率も高いようで、
見ておりますと、9割以上の確率でこのカードを使って降車ですね。
カードも、
「バスのみ」「バス&地下鉄」「バス&地下鉄&JR九州」と3種類。
もちろん、機能を絞る程にお得率も上がります。

本数も多く、バスが最重要な移動手段として
確固たる地位を確立している様が見られます。


ただし、道路。
これはみんなギリギリの運転しすぎです。
有り得ない程に車間距離を詰めるし、
スピードも落とさないで交差点を曲がる・・・・・
地面が凍らないから、こういう運転が根付くのでしょうか。

街を歩いてても、クラクションを聞く機会が非常に多く、
札幌だとそんな物を聞いたら「何事か」と振向きますが、
博多の中心部では、日常茶飯事のご様子。
でも、歩行者の立場だとそれ程気にならないから不思議。
(この点は新潟が酷かった)
まあ、自分では決して運転はしたくない道路ではありますが。


福岡タワー


登るには800円。
もちろん、登っておりません。
それ程背が高いわけでもないし、
何より、本日はこの近くの図書館が目的なのです。

<ももち海浜公園>
街側(左)、海側(右)


全て埋立地の上に作られた砂浜公園です。
かつての一大イベント会場も、今は市民の遊び場。
ホークスタウンも含めて(左写真奥に見えるのが福岡ドーム)、
福岡タワー、市立図書館、浜辺公園、公立高校、ホテル、億ション・・・・と、
これらが一堂にかいする砂浜には圧巻。

こう海を全面に押し出した作り方をされては、
手も足も出ませんよ。

図書館

中々、贅沢な作りです。
さすがに市長が「日本一の図書館を目指したい」と、
バブル期に言っていただけの事はあります。

と、何故そんなに詳しいかと言いますと、
ここで桑原前市長の自伝を一冊読んでるからなのですが。

好きですね〜
この図書館の雰囲気は。
大学のゼミを終えてからは、入り浸った事はそれ程無いですが、
最高に落ち着きます。
もう2,3冊は読んで、終日ココに居る事を決意w


・桑原前市長 (3期連続 〜98年)
かなりのやり手だったようですね。
昔ながらのエリート家系で、戦前に大卒というお約束っぷり。
中央役人を20年やった後に、何故か福岡市の助役に就任。
そして、89年から市長を3期連続で務める。
国のやり方というものが十分わかっていて、
(官僚20年のキャリアで、中央との付き合いも深い)
分権指向が強く、民は民、官は官の思想。
今は流行らないですが、典型的な「リーダー気質」ではないでしょうか。

ホークスを持ってきたのも、博覧会を開いたのも、
都市高速を作ったのも、全部バブル期のこの方の手腕。
(↑なんとバスが走るアレは市道だそうな)

「ふさわしい時期に、ふさわしいリーダー」
これが実現できた地域は強い。

彼の本の中で、

福岡市図書館の館長には九大の元学長を据えようと思ったが、
国の必置規制に引っかかり、
司書の資格が無い人では補助金は出さないと言われた。
そこで、取った行動が、
「補助金より学識ある館長の方が大事」と強行。

・・・・この台詞。
どれだけの首長が
「俺だって言えるもんならそう言うよ!!!」と突っ込む事でしょうか。

大都市は「金」を持ってますからね〜
でも、その地域間の不公平をココでどうこう言ってもしょうがない。
現実に既にある事態なんだから。
となれば、
「せっかくできるなら、やらなければ損!」でしょう。
そういう思い切った金の使い方ができるのは尊敬に値しますね。

とにかくワンマンな方だったようです。
第一、ダイエーを地元に持ってくるなんて、
地元産業と共生してる首長には無理な話でしょう。

しかし、「丸ごと持ってくる」
これが重いんですね。
確かに、地元産業が外資に食われる地域には未来は無いです。
でも、外資を丸ごと地元に飲んだらどうなります?
元々あった地元財界は自殺ものですが、多くの市民はどうなります?
そんな小さい町ではないんですよ。
100万を超える商業都市の市民なんて流動的なものです。
(自分の仕事さえも含めて)

アリでしょう。
それも、「地元経済」には変わりませんから。
今「ダイエー」といって神戸を思い浮かべる方がどれだけいるでしょう。
「ダイエー」は「福岡」で、その後に続く言葉は「ホークス」。
OK?

前市長の狙い通りに話が進んでしまっとります。
まさに、バブル首長ですね。

さて、札幌にも球団があったりしますが、
どうなるものやら。
今の札幌は逆タイプの首長ですが、時代自体も逆なんですし。


北九州市
福岡が商売の街なら、ココは工業の街。
ただ、小学生の頃に大工業地域として習いましたが、
今の教科書からは外れているようです。

「北九州には水俣病なんて無い!!」
「何故なら、食べられる魚がハナから残ってないからさъ(゚ー^)」
といったブラックなジョークを読みました。
行き過ぎた資本主義の闇。

工業地域というのは、俺が最も嫌いな企業城下町の事。
環境問題は行政と企業の努力で解決するらしいが、
城下町では住民がお上(企業)に対して、一言も口が聞けないのが特徴。
産業がその企業しかないからね。

そもそも、5市合併で作られた街というのに、
若干の疑問を感じます。
もちろん、元々流通が盛んで一つの文化圏を形成していた都市群だから、
可能だったという事はわかりますが。

興味をそそられる街ではありませんでした。


福岡タワー正面
何故か、“シヴァ”“インドラ”とか、
ヒンドゥー教の神々の像が並んでおります。
全く意味がわかりません。
「福岡」と「ヒンドゥー教」ね〜

「アジア圏との繋がりを重視する街」とは、
前市長の言葉ではありますが、
一般に言うアジアとヒンドゥー教はちょっと違いますし。

それにしてもこのタワー
図書館の方から正面を向きますと、
神々しささえ感じる美しさがありますね。



バス
帰りは博多駅まで行きましたが、やはり220円のまま。
埋立地が街から離れすぎているための策なんでしょうか。


めしや丼
ありすぎです。
駅の周りだけで4軒も確認できました。
これじゃ、吉野家よりもずっと身近ですね。




・本日のお宿
<ホテルキャビナス>
料金2830円

キャビナス四泊目
水飲み:有り
新聞
TV:椅子ごとに設置
仮眠室:普及型

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