ルービック死亡

ランク:AAA

参加者:MAGNAM・ルービック

時期:2000年9月



模型同会最大の行事と言えば、
十月祭の模型展示、そしてHMEである事は疑いようもない。
模型とは作る事こそが本番なのであるから、
即ち、最大の行事に対する最大の重要期間は、
その1〜2ヶ月前には訪れている事になるだろう。

新入生が入り、馴染み、または消える。
この春〜夏にかけてを第一段階とするならば、
この十月祭期間こそが、第二のドラマ誕生の場である。

この年の模型部では、MAG体制のもと、
強行な模型原理主義が罷り通っていた。
別に何をやったって構いはしないが、
「模型同好会たるもの、模型も作らんでどうするんだ?」
「作ら(れ)ない奴は要らないYO」
確かに、何も間違ってはいない。

しかし、そこは世の常。
あらゆる法律が、
「何を目指しているか、何をするために作られたか」という理念の裏で
これを使えば「何が何処までできるのか」が大きな鍵となるのと同じ。
この路線が、
誰かを叩くための絶好の機会であった事言うまでもない。
つまりは、この理屈を使えば「合法的に消せる!!!」であり、
これに皆が気付くのに時間はかからなかった。

対象となったのは、
言わずもがな、最後の生き残りルービック。

「彼が完成しなかったから→退部になった」
この流れは間違いでないのだが、正しくは一つの補足が必要になる。

「完成しないのではないか?」→「そうだ、きっと完成しない」
→「だったらついに退部だ!」→「さぁ、さぁ・・・どうだ??」
→「!? 作ってない!!」→「よし!!」
といった具体に、かなりの先行入力が行われていた事、
彼の完成如何にかかわらず、舞台が先に出来あがっていた事を付け加えておく。

実際、十月祭を迎える前に事が成就してるのが物語っていよう。
本来、模型の完成をもって云々とう言うならば、
こちらからは何のアクションも起こさずに十月祭を待つべきであり、
その結果で物事を進めれば良い。

もっとも、そんな事は今更言うまでもなく、
あの有名な一言が全てを語っている。

「それ以前の問題だから」

別段、それを悪びれてもいないのだから、
全くもって、問題はないのである。
「大儀も手に入ったし、ここだな」という程度の認識でいいだろう。

彼にも責任は多々ある。
そもそも、模型制作に全く興味が無く、
それを臆面も無く披露していたのが一つ。
当初より、サークルにおいて浮いた存在だった事が一つ。
周囲の空気を読む努力を怠った事が一つ。
・朝練
・四次元さんには悪いけどね〜〜
・完成しねぇ〜〜ええ

等々、名台詞の山。
あの流れでは、なるべくしてなった結果であろう
だが、擁護者である、chop,Z-3両名が偶然不在の時に行われた点だけは、
少々いただけないかもしれない。
(もっとも、この期の逃せばその両名が三役を務める年度に突入するため、
まさにラストチャンスでもあったわけだが)


ちなみに、同じく有名な
「会員証折りたたみ事件」はこの時に起きている。
退部宣告と同時に、
「会員証出して」→「目の前でおりたたみ」のコンボ。
強烈。

なお、彼がその直後、一度部室の外でMAGに
「心改めるから、勘弁して欲しい」と泣きつき、
MAGNAMもそれを寛大にも許したという逸話もある。
この話は、さすがに眉唾ものではないかと誰も思っているのだが、
MAG本人は譲らない。

全ては謎である。

これをもって、卒業まで続く、
1999年度生の
Z-3、画太郎、chop、masterの4人体制が確立する事となる。