バ イ ク

Yumiが免許を取りに行こうと決めた日までの長い経緯をご紹介〜〜〜♪

@ バイクを見るのが好きだった!

 あたしは(正確に言うと、あたしたち姉妹2人は)小さいころから親の運転する車の中から気持ちよさそうに走ってるバイクを見るのがすごく好きでした。車の中から姉と外のバイクを「かっこいい〜〜〜(*^_^*)」といつも眺めていました。

 でもそのころは、まだまだ小学生。免許を取るなんてことは頭になく、ただ、眺めて満足するだけ。でも、バイクを見つけると、「あっ\(◎o◎)/!バイクだ〜〜〜!!見て〜〜〜」といつも目を(☆o☆)キラキラさせていたものです。

A 短大時代に・・・

 バイクに憧れながら、中学、高校を普通に過ごしていったわけですが短大の時にバイクへの憧れはかなり強くなっていきました。

 1つ目の理由は姉が就職1年目に親にナイショで自動二輪(このころは中免)の免許を取っていたのです。家族には反対されるので事後報告でしたが、「すごいじゃん!!」と姉ながら尊敬したものです。

 そして、2つ目の理由。短大2年生の時に付き合ったカレがバイク乗りでした。この時のバイクはグリーンのHONDA JADE。バイクの話が盛り上がって付き合うようになったんですが、バイクの後ろに乗せてもらっていろんな所に連れて行ってもらってあのスピードに大感激。この頃から、免許取得に関心を持つようになりました。ワケあってそのカレと別れたんですが、その後のカレもバイク乗りでした。(こっちは初め知らずに付き合った。)

 しかし、その頃は免許が取りたいけどお金がないし、一番の問題の「身長」が気になってほとんど実行に移すことは不可能に近かったのでした。

B 義兄が免許取得した。

 短大も卒業し、仕事もやっと慣れて来た社会人4年目。姉のダンナ様の義兄が自動二輪の免許を取りに行き、夫婦で晴れてバイク乗りになりました。そこで3年間諦めかけていた、免許取得に向けての情熱が徐々に蘇ってきました。2人の走る姿、また、バイクの後ろに乗せてもらった時のスピード感を思い出し、やっぱりバイクに乗ってみたいという気持ちが強くなってきました。

 しかし、やっぱり気になるのはこの小さい体でバイクを扱えるのか?と言う事でした。昔のバイク乗りのカレにも当時、あたしぐらいの背の女性ライダーがいることは聞いていましたが、実際見たこともないので実感がわきませんでした。そこで、インターネットで検索してみると、同じぐらいの体型の方を1人発見!そして他のサイトでも、教習日記なるものを発見!読んでみて少しずつ、心が動いていきました。

C 教習所へ見学に行く。

 2000年の9月中旬頃、本当に免許が取りたくなってきて義兄に相談しに行きました。「あたしの背で出来るのかなあ〜〜・・・?」「じゃ、教習所行ってみる?」と言うことで、一緒に教習所に行ってみることにしました。

 受付で、「自動二輪の免許を取りたいのですが・・・」と相談するとちょうど校長先生がいました。「ウチの事務所の女の子は君より1cm低くて免許取れてるから大丈夫だと思うよ。」とおっしゃてくださり、近くにいた教官が「車庫に下りてまたがってみる?」と言って下さいました。(その後、教習中、ずっとこの教官は応援してくれました。)

 車庫では、知ってる教官もいて3人ぐらいで見てくれました。しかし、またがってみると初めての感覚に「おもたい・・・」と思ったのが正直な感想でした。教官にも「う〜ん・・・小型からにしたほうがいいかもしれないねえ。」と言われてしまいました。やっぱり、だめかなぁ〜とガックリしてたら、「ねぇ、バイク引き起こししてみようか?」と言ってくださりバイクを倒してくれました。「バイクはね、起こせなきゃ乗れないからね〜。」と言われて「やってみる〜〜!!」と意気揚揚と挑んだら・・・ちょっとだけ、グッと力を入れただけで意外と簡単に持ち上げられた。これには教官もびっくり。

 帰る時、入校申込書と料金表を頂いて帰りました。「よく、考えてみてね。」を教官に言われながら・・・。

D 親の反対&苦悩の2週間。

 申込書をもらったはいいけど、やはり教官の「小型からにする?」の言葉が気にかかるもので・・・悩みました。しかも、母親がやはり心配して反対ぎみ。まあ、背の小さい娘がバイクに乗ると言い出して心配しない親はいないと思うけど。父は昔バイクに乗っていたということもあって、意外と反対もなくむしろ、「いいじゃないか?」と背中を後押ししてくれました。

 悩みに悩んで、でもやっぱり小さい頃からの憧れでもあったバイクです。免許が欲しいと思いました。でも乗りたいのは自動二輪でした。教官の「小型からにする?」と言う言葉は気になりますが、そんな遠回りはしたくない、と言うのが本音でした。それが、一番あたしにとっては無難な方法だったのでしょうが・・・。

 そして、決めました。「よし!免許取りにいくぞ!」でも、そう決めたけど母親をどう説得しようか、毎日悩みました。姉と同様、ナイショで行って事後報告しちゃおうかなぁ〜なんて思いましたが、やっぱりそれはちょっといい気がしないなと感じました。

 勇気を振り絞って「あたし、免許取りに行く!これから申込書出しに行ってくるね。」と言いました。母親は「賛成は出来ないよ。途中で助けを求めても知らないよ。」と言われましたが、「うん、分かってる。でも、免許欲しいから。今じゃないと取れないから。」となんとか説明して申込書を提出しに教習所へ急ぎました。

E いよいよ申し込み。

 2週間ぶりの教習所。申込書を受付に提出しにいくとちょうど「小型からにする?」と言っていた教官に会いました。「おぉ〜、やっと来たか〜!」と歓迎してくれました。「はい!やっぱり自動二輪にしました。やっぱり小型じゃなくて大きなバイクに乗りたいんです。」と報告しました。そしたら、「よし!わかった!じゃあ、がんばれよ。お前が走るときは周りを5,6にんの教官でサポートしてコケないようにしてやるからなあ〜!」と冗談まで言ってくれました。

 入校日を決め、いよいよ教習生活が始まりです。ここまで来たら、もう背のことは気にせず、絶対免許取ってやる〜〜〜の意気込みでした!

  

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