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画 ： 栗原 勝 |
夢・汎ホールによせて
さわやかな緑に包まれて縦長の窓にステンドグラスの美しい瀟洒な音楽ホールが誕生しました、<夢・汎ホール＞です。ご主人の松井睦夫さんの音楽を愛し、音楽を通じて豊かな市民文化をと願いを込められた熱意から生まれたものです。
「音楽の街浜松」を目指してやがて30年の歳月が経とうとしております。1979年国際児童年を記念し子供達の健全な発達と音楽の街へと願って始めた子供音楽祭が市民の共感とたゆまない努力によって大きな輪となり、今や”世界に発信”といわれる程になってきました。市民自立の音楽団体とその公演も多彩です。こうした中で音楽をより身近で楽しみたいという希いの高まりを見る昨今です。
そんな期待に応えてくれるホール、それがまさしく＜夢・汎ホール＞ではないかと思います。質の高い生の演奏を肌で聴きながら感動を味わうことができるのは小ホールならではと思います。
＜夢・汎ホール＞が音楽を愛好する人々のよき交流の場ともなり、豊かな心が育てられる存在となりますよう願ってやみません。
元浜松市長 栗原 勝
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