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北 海 道 産 昆 布 の あ れ こ れ


昆布には 水昆布、天然、促成、養殖 と 4種類の昆布があります。

水昆布とは    晩夏に 海中の岩に昆布の遊走子が根付き 1年間で 自然海で 育ったもの

天然昆布とは  水昆布が秋枯れて 根昆布部分のみ生き残り、2年目に掛け 自然海で 育ったもの

促成昆布とは  晩夏に 種昆布より 遊走子を採り 調整海水にて種苗に 育て 秋から海で 育てたもの

養殖昆布とは  養殖用の促成昆布が秋枯れて 根昆布部分のみ生き残り、2年目に掛け 海で 育てたもの



   羅 臼 昆 布 (えながおに昆布)

知床半島先端より 羅臼側 約55km 幌萌地区にわたり 採れる昆布です

天然 と 養殖 の 昆布があります  1番浜は オショロコツ川河口 トッカリムイ付近

特徴

独特の旨みがあり 北陸の富山では おやつ昆布として そのまんま ちぎって食べますので有名です
出し汁は 少し茶褐色に 濁りますが 旨みは 最高の味になります
刺身、山菜等の昆布〆の後 出し昆布に使用 その後 佃煮に 捨てるところはありません



   真 昆 布   (函館折浜、黒口浜、白口浜)


函館折浜


   函館山麓 住吉地区より 約20km 汐首岬近くの 釜谷地区にわたり 採れる昆布です

天然 と 促成 の 昆布があります

特徴

とにかく 大きい、幅が広く、長い 昆布です 天然昆布においては 身も厚いです
長さ 約54cm に 折りただんだ昆布に なっています。
出し汁は 風味も良く 濁りません 天然においては 味もコクもあり、上等です。


黒口浜

    汐首岬近くの 戸井西部より 約25km 椴法華地区にわたり 採れる昆布です

天然 と 促成 の 昆布があります     1番浜は 日浦 尻岸内 付近

特徴

昆布を切った切り口が 少し黒く見える昆布です。
出し汁は 風味も良く 味も旨く 濁りません 天然においては コクもあり、高級な出し昆布です。


白口浜

   
木直より 約40km 鹿部地区にわたり 採れる昆布です

天然 と 養殖 と 促成 の 昆布があります   1番浜は 尾札部 付近

特徴

昆布を切った切り口が 少し白く見える昆布です。
出し汁は 淡泊ですが 濁りません 天然においては 上品な旨みがあり、最高級な出し昆布です
また、おぼろ、とろろ、塩昆布、佃煮 の 原料に 使用


がごめ昆布 が この3地区 (折浜、黒口浜、白口浜) で 採れます

天然 と 養殖 の 昆布があります        

特徴

表面が 凸凹で かごの目のように 見える昆布です。
旨みは ほとんどありませんが 粘りが非常に強く とろろ分が多い昆布です
おぼろ、とろろ、松前漬け の 材料に 使用



   歯 舞 昆 布  (なが昆布)

納沙布岬地区より 歯舞側  約33km  落石地区にわたり 採れる昆布です。

天然 のみ 長さは 10m〜20m
なが系 と 厚葉系の 昆布があります 1番浜は ロシア国 貝殻島付近 海域 約 11 ku
         貝殻島産は 6月1日〜9月30日まで操業 貝殻島は納沙布岬より3.7km沖合
特徴

なが系昆布

さおまえ昆布 と なが昆布 に 分類されます
北陸地区、東北地区で多く使用されてます

さおまえ昆布とは
7月中頃より 本格操業(棹入れ)に はいります  その前に 採った昆布のことを さします。
5月、6月と 早い時期に 採った昆布です。 長さは非常に長く 幅は13cm程 薄く 柔らかい昆布です
繊維質が弱く 食感は 『ポタポタ』 としてます  早煮昆布と して 使用されてます 

なが昆布とは
7月中頃以降より 採った昆布のことを さします。  夏採れ と 秋採れ に 分類されます
長さは非常に長く 圧力鍋などで 昆布巻、煮昆布などに 使用されてます


厚葉系昆布

厚葉昆布とは
さは非常に長く 幅は なが昆布よりも広く 身はしっかり厚みがあります、
見た目には 真っ黒く スベスベの表面に白粉が ついている事が多いです。
多少のヌメリがあり、煮込みますと とても良い香りが します。
圧力鍋などで 昆布巻、佃煮などに 使用されてます


  釧 路 昆 布  (なが昆布)

浜中より 釧路側  約85km  釧路地区にわたり 採れる昆布です

天然 のみ 長さは 10m〜20m
なが系 と 厚葉系の 昆布があります

特徴

なが系昆布

さおまえ昆布 と なが昆布 に 分類されます
関西地区より西で 多く使用されてます

さおまえ昆布
繊維質は歯舞産より固く 食感は 『シャキツャキ』 としてます 早煮昆布と して 使用されてます 

なが昆布
長さは非常に長く 圧力鍋などで 昆布巻、煮昆布などに 使用されてます

厚葉系昆布

厚葉昆布

地方によっては、ラーメンの出しに使用されています。
圧力鍋などで 昆布巻、佃煮などに 使用されてます


歯舞、釧路の なが昆布は 煮込みましたら とても良い香りがでます



    利 尻 昆 布
  (りしり昆布、りしり島昆布)


苫前地区より 約320km 紋別地区にわたり 採れる昆布です

天然 と 養殖 の 昆布があります   1番浜は 礼文島(島昆布) 香深 付近
☆利尻島、礼文島産の昆布は 島昆布or本利尻 と いっております

特徴

比較的に スラットしたカッコのいい昆布です 天然昆布においては 身も厚いです
出し汁は 清澄で 香り高く 濁りません 天然においては 特有の風味があり、高級品です。
特に 京都料理に 使用されてます。
下等級は おぼろ、とろろ の 原料に 使用



    日 高 昆 布  (みついし昆布)


富浜地区より 約160km 広尾地区にわたり 採れる昆布です

天然 のみ    1番浜は  井寒台、冬島、近笛 付近

特徴

出し汁は コクがあり 濁りません 出しを とった後、佃煮 煮物に使用されています。
特に 東海地区より東で 使用されてます。


みついし場違い昆布

道南地区の 黒口浜、白口浜 では 道南みついし昆布が あります。
天然と養殖が あります。



   細 目 昆 布 


松前地区より 約600km 苫前地区にわたり 採れる昆布です

水昆布と 天然 と 促成 の 昆布があります

特徴

1年目の水昆布が 多く 2年物は 逆に 天然表示される。 
とろろ、刻み、佃煮等 の 原料に 使用

松前地区の 促成昆布は 黒口系の昆布に 近い。
出し昆布として 使用されてます。



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