道南の最高峰「狩場山・1520m」から流れ下る千走川の中流域にある北海道最大の滝だ。 愛妻に見せたくて数年振りに訪れた。 現在は遊歩道も整備されいて急峻な崖を700m降りると渓底まで降りられる。 この渓川はオショロコマ棲息する日本の南限の渓でもある。 この滝までは保護河川で全ての魚種が周年禁漁である。 この滝から上流からは釣が可能で渓秋は数年前この地でキャンプして源流を釣歩いたが何故かニジマスが釣れてガッカリした思いがある。 源流イワナはつれたが南限のオショロコマは釣れなかった。 この源流を跨ぐ林道は現在は通行止めであった。 狩場山を麓を回り真駒内川を源流から下り紅葉を楽しもうと思ったのたが残念。引き返す。
あちら、こちらと時間がかかりすぎたのと距離の読み違いで100km もオーバーして予定より2時間遅れて真っ暗な松前に到着。 ご存知、松前は北海道唯一の城下町の古都です。 特に春の桜は見事。 十年振りに二人で来ました。 ネットで検索した矢野温泉旅館に投宿した。 HPの通りの清潔・閑静・疲れのとれる温泉と心ずくしのもてなしの宿でした。
やや二日酔いだが4時に目覚め二度寝。 5時に妻に釣は行かないのかと起こされる。 予報は雨であるが近場なので妻の心配を制して真っ暗な国道を走る。 この渓を釣行するのは三度目となる。 十数年前に初めて入渓した時は驚いたものだ。 源流を目指していたのでなんの釣支度もせずに、海から続く平らな小さな渓に一歩踏み込んだとたんに40cmを超える魚影が何匹も走り下り去ったのだ。 もちろん源流でも大イワナ釣を十分堪能した渓だ。 もう一度は7年前、渓秋の「還暦祝いの釣行の旅」では、河口から僅か1kmの小滝壺で記録物の33.5cmの尺ヤマベを釣りあげた思い出の渓である。 この渓は標高525mから流れ下る流程5kmの小さな渓である。
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