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毎度紹介しているがこの渓は、流程8kmで源流で二股に分かれている。
ここから先が源流大イワナの楽園であるが羆の出没も激しい危険な処でもある。単独行は危険だ。
渓秋はかって数度釣行をしたがその都度楽しい思いをしたものだ。
国道の通る河口より500mに数戸の集落がある。
ここより渓に降りるが写真の魚道の付いた砂防堤が数基続き1kmで大ダムに至る。
ほとんどののヤマベ釣り師はその大ダムまでのようだ。
大ダムから上流へは十数年前に見事なエゾ松林を伐採してからは踏み分け道も消え荒れ放題で川通しを余議なくされるがこの付近は深みの連続で危険だ。 |
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大アメマス狙いの太ミミズに11号鈎の仕掛けで第1投。
すかさず24cmの良型ヤマベだ。
結局本日は良型ヤマベを多数ゲットしたが、前回も2台の先行車がいて、砂防堤続きのこの短い区間で好釣果だったのは、雨天の性もあるが大仕掛けの為と思われる。
ほとんどのヤマベ釣り師はイタトリ虫に4号鈎の小仕掛けで10cm以下を数を競っているかたらだろう。 |
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最後の砂防堤を超えて大ダム下の最高のポイントに至る。
この場所は大アメマスが群れをなして居着くのと、かっては28cmのヤマベも釣れている。
しかし、河畔林が被り長竿では対処出ないので短竿に持ち替える。
最初に24cmのヤマベがきた。
次の投入と同時に引っ手繰られるような乱暴な引きでキラリと光る白い幅広の魚体が一気に下る。
竿を起こす間もなく糸ぎキーンと鳴ると同時にプッツンした。
残念・雨の中ジタンダを踏むも遅し。
数年振りの尺上(30cm超)ヤマベか?、遡上サクラマスか? 逃した魚は大きいものだ。 |
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そのすぐ上の小さなポイントで。 |
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本日唯一のアメマス。35cm |
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この数メートルの大ダムにも立派な魚道が機能している。
そのためかここ数年ダム上でも良型のヤマベが釣れるとの情報を聞く。
昔はダム上にはイワナのみだった。
毎回ここまでは1.5時間で十分だが本日は3時間を要した。
雨とやや増水と不便な竿とヤマベの数が出たためかな。
まいかいヤマベか? 遡上サクラマスか?
逃がした魚は大きいものだ。 |
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本日本日3時間の釣果です。
釣果。良型ヤマベと下流では珍しいイワナ。 |
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下りの林道沿いには「はなうどの花」満開に咲き乱れていた。 |
何故か前回より減水気味なり。
半島の先端のこの渓には雨が降らなかったようだ。
この渓は、国道の通る河口より400mに数戸の集落があり崩れかけた分校の廃校がある。
流程は真直ぐに10kmで積丹半島の主峰「余別岳1297m」に至る。
5kmの中流に架かる林道のコンクリートの小さな橋が唯一の人工物である。
近年では珍しい自然河川である。
下流域からヤマベ・遡上アメマス・源流居着き大イワナが生息する。
羆も俳諧する渓である。
渓秋はかって8km地点で「橙色の斑点を持つ尺イワナ」釣ったことがある。
渓は下流から苔むした大岩があり、河畔林はモミジが生い茂り、流れはあくまでも清冽で何時きても魅力いっぱいである。 |
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ここでも第1投は24cmの良型ヤマベであった。
が、ヤマベの写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
その合間に尺以下のアメマス系イワナが混じる。 |
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雨が上ったのと、ウエイダーのソールをピン付きに貼り替えたので遡行は順調だ。
これも尺以下のアメマス系イワナなり。 |
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本日の目標地点。
三段の滑床滝の絶好ポイント。
前回と釣行写真と比べて見てください。
減水で滝の落差がハッハキリと写っています。 |
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この上段の滝で本日最大のアメマス37cm。
残念ながら期待の大アメマスは不在。 |
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この滝付近のみで5匹の幅広アメマスの強烈な引きを堪能した。
ここまで3時間を要す。
やはり竿とヤマベを含めて数が出たせすかも。
ついもは1時間半程度なり。 |
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本日のアメマスとイワナの釣果です。 |
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本日の良型ヤマベの釣果です。 |
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重いザックと畳み不能となった長竿を片手に急斜面を喘ぎながら斜面を登ると「ハイサイラン」いっぱい咲き乱れていました。
こんな群落は初めて見た。 |
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