初夏の札幌は、ライラック祭・よさこいソーラン・北海道神宮祭も終わりやっと暖かくなりました。
2周続けて相棒に振られたので、本日は久々の単独釣行です。
初夏の釣りには遅めの6時出発。高速の途中でカメラを忘れたことに気づくも遅し。
本日は、この日のために新しくした防水仕様の携帯電話画像です。少し不鮮明かもネ。
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積丹半島の主峰「積丹岳1285m」北斜面には残雪がくっきり。
出だしが遅かったので渓の入り口には先行車が2台。
ここはスルーして、大ダムまで2km登って、本日お目当ての渓秋のとっておきのポイントのみを攻めてみることにした。
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昨年の大雨台風で新しく出来た絶好ポイントにて第一投。 |
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ガツンときた重い当たり、タモ網で取り込む。
遡上アメマス37cm |
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第二投目、手元に特有のブルブルとくる当たりはヤマベだ24cm。
このあと、もう一匹の同型ヤマベをバラししたが、先行者の為に残してこの渓を後にする。
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国道の渓をまたぐ橋のたもとに緑の帽子をかぶった釣り人を見て林道へ入る。
1km登って何時もの廃校跡に到達。
先行者はなし。
本日は単独行なので1km遡行して滑床の三段の小滝まで予定とし急斜面より入渓する。
倒木が多く渓相が少し変わった。
この場所は昨年の秋に3kgのサクラマスがかかった時と同じ場所です。 |
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.......HPの2010年(11)納竿に替えてその2「某日某渓」編です。 |
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1kmの行程だが遡上アメマスの強い引きにタモ網での取り込みがやっとだった。 |
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本日予定の滑床三段の小滝の絶好ポイント。ここでアメマス2匹を釣る。
このポイントは二十数年前に初めて愛妻を釣りに連れてきたところだ。
当時の釣果も本日同様遡上大アメマスの連発で渓秋が燻製をつくるきっかけにもなった渓である。
この時何か回りが静かだなと感じたのたが??
....ザックに羆除けのベルが付いていたないではないか??
....そうだ、前回の釣行の時山菜用の大ザックに付けたままになってしまった。
....下山は羆除けの呼びこを連呼して下る。 |
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大アメマスと数匹のイワナとヤマベで魚籠からあふれる。 |
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35cm〜42cmの遡上大アメマスの釣果。
数キロの重さに獲物はザック入れて背負う。 |
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空いた魚籠にちょっと遅いがタケノコを収穫。
今夜の晩酌の肴に楽しみだ。 |
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2時間半で入渓ポイントに戻ると、国道の橋のたもとの釣り師と出会う。
同師は、長野からワゴン車でキャンプ釣行中だとか。
例年は東北方面の渓巡りをしているのだが大震災影響で初めて北海道に来たとのこと。テンカラ釣りだがなかなか釣果が出ないそうだ。
2週間ほど滞在予定。
HPをやっているので写真を撮らせて下さいとお願いする。
と同師もHPを出しているとの返事でした。
お互いのHP情報を交換してこの渓を後にした。
同師のHP「諏訪湖のほとり」ですが帰宅ご早速覗くも数点出展があり特定出来ず。
今後の同師の連絡を待つことにした。
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西積丹半島に位置するこの渓は下流に大ダムがあるが立派な魚道は機能している。
例年11月の納竿に訪れる渓なのだが、10月にかかった風邪をこじらせて果たせなかった。
西積丹では数少ない大イワナの釣れる渓だが一昨年以来の入渓となる。
本日は先行者無し。
本流に架かる何時も「いわなばし」より入渓。 |
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ここも渓は昨年の大雨台風のせいかすっかり渓相が変わってしまった。 |
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荒れてしまった渓相でやっと出会った居着きイワナ25cm。
遡上の大アメマスは上流か?
この一匹で切り上げて1km上流の支流を目指す。 |
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この支流に至る林道は土砂の崩落でゲイトが閉じていたのたが今年は復旧を終えて開通していた。
狭い岩盤の渓だが上流は大イワナの棲家である。
しかし、その名の通り単独行での深追いは禁物である。
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支流に架かる「やまべばし」数年前悪玉が名版を剥ぎ取ってしまった。
罰当たりな釣り人もいるものだとまったくあきれる。 |
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第1の滝では小物イワナが一匹。
ここ第2滝も手前の大岩がすっかり現れてしまった。
かってはこの大岩が滝壺の真ん中に位置した大きなポイントであったが半分は埋まってしまった。
早春はこの両岸がカタクリ・コザクラソウ・エゾエンゴサクなどで彩られるのたがそれもすっかり剥ぎとられてしまったようだ。
昨年の大雨台風の痕跡だ。 |
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粘りに粘ってやっと魚信あり。
居着きイワナ25cmに巡りあえて竿を納める。 |
この渓に入るのは3年連続となる。
女・子供でも入れる優しい渓だ。
今年は先輩のF氏とミニキャンプと盃温泉日帰り釣行を約束していたのだが残念ながらF氏が体調不良で入院となってしまった。
見舞いがてらのお土産話の種に覗いみることにした。
支流との二股地点に到達して唖然とした。
河畔林は無くあの美しい渓相が一変して玉石だらけの荒れ沢となってしまった。
その上災害復旧工事でブルドーザーでかき回されでしまっているではないか。
元の姿に戻るのは何年先のことか。 |
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それでもやっと見つけたポントで魚信。
しかし15cmほどのイワナかヤマベかバラス。 |
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それでも数百m上流の取水堤まで釣り上がるも、小カジカ一匹のみ。
沢蕗を収穫して下る。 |
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この渓は本流より狭く岩盤の連続するちいさな流れで美しい。
水温が低いためかイワナのみが生息するようだ。
かっては奥まで釣り上がり居着きの尺イワナを確認した。
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かっては明るい玉石が岩盤と取り合って美しい渓相であったのだが、周囲の剥ぎとられた灰色の玉石が混じりあった渓になってしまった。
それでも岩盤床なので本流ほどダメージは受けていないようだ。 |
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入渓まもなくの岩盤の小滝で源流イワナ25cm。
これ一匹を確認して竿を納める。 |
この渓は3kmほどの林道が流れに沿っている。
丁度中間点に魚道のない大ダムがある。
遡上アメマスが群れるとの情報もあるが昨年は24cmのヤマベ一匹のみであった。
今回は夕間詰めの絶好の時間帯に期待も高まる。
期待の大ダム。
昨年はダム脇から降りられたのだか両岸が剥ぎとられて足架かりなし。
今年は下流より遡行し攻める。 |
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長竿をいくら駆使してもさっぱり魚信なし。
壺は埋まり緑の苔が繁茂。渓流の趣が消えてしまった。
やっと釣りあげたのは小イワナ一匹のみ。
またもや幻の大アメマスとなる。 |
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初夏の積丹半島渓巡り単独釣行の長い一日を終える。
ノンアルコールで一人乾杯。
愛車のテラノのアンテナを林道の藪にひっかけてまた折ってしまった。
下界は今季初の気温25℃の予報。
渓は水温8℃・気温20℃さわやかな6渓巡りでした。 |
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走行266km。
積丹半島の渓の恵みに感謝。
渓秋の山釣り料理です。
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鈎を呑まれたイワナ25cm。
味醂漬け一夜干しにて仕上げる。 |
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大アメマスの内臓を行者ニンニクとの炒め味噌に仕上げる。
本体は燻製用に貯蔵する。 |
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沢蕗とタケノコの油炒め。
渓恵みを冷酒で美味しくいただく。
ご馳走さま。 |
現在、専門家の助けを受けて順次修復中です。
多少、月日が掛かりますがHP本編も覗いてみて下さい。 渓秋工房より。 |
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