ここに一冊の本があります。「鱒釣り」です。 アメリカの著名な13氏のフライフィシング・マンのエッセイー集の翻訳ものです。 みなさんに馴染み深いジミー・カーター元大統領も寄稿しています。 その中の一編に「遺産」と云う編があります。 内容は家族を顧みず釣りの没頭した父親が沢山のフライフィシングの道具を残して死去してしまった。 残った三人の子供たちは釣りには全くの知識がないのでこのガラクタを「ゴミ」として処分しようとする。 主人公の青年が姉・妹を説得して、彼の大学の釣り好きの教授に遺品を鑑定してもらう。遺品は全て博物館級の逸品揃いとの折り紙付きとの内容で.......最後に教授の嘆きで終わる。 この秋の初めに、元の会社のOB会があり出席しました。 隣席の同僚の電気技師のWさんから、遠戚の家からご主人が亡くなってフライフッシシング用具を沢山遺されたがご家族はさっぱり釣りの知識がないので、「捨ててしまうか価値のわかる方にもらって欲しい」と預かっている。 君は渓流釣りを得意としているので、是非使ってほしい。 故人も釣り好きの君が使ってくれたら喜ぶと思うので是非宜しく頼む。.......まるでエッセイー集の「遺産」と同じ体験をしました。 最近、釣兄のTさんがフライフィシングに興味を持ち始めたのでオフシーズンにフライのタイイングを教えて来年は少しフライフィシングを織り交ぜて楽しんでみようかな。 Wさん、絶妙のタイミングで「遺産」を有難うございました。
釣兄のTさんから飲み仲間の集まりで「ヤマベ」の炊き込みご飯 を振るまう約束になってしまったので是非良型のヤマベを揃えたい。との要望に某月・某日「ヤマベ仕掛け」に切り替えて釣行する。 仕掛けは「3.6m竿と5号鈎と0.4号針素」餌はイタドリ虫。 先ずはヤマベ狙いに絞り、良型が揃ってからイワナ・アメマス 釣りに切り替えるとのシナリオを決めて入渓する渓秋の第一投.....なにやらずっしり重い????? 大きな尾びれと背びれが糸先でゆらゆらしている。 咄嗟に遡上サクラマスが掛ったと考えて取りあえず取り込んで写真に収めたいと思いネットを出して流れに踏み込むと驚いた巨魚が一端は下降する。 糸切れを避けようと巨魚に引き攣られていると今度は反転し上流へ。 翻弄されることしばし。 Tさんはまだ仕掛けの最中でこちらの様子に気がついていない。 更に引き攣られてあわてふためいていると、渓秋の姿に驚いた巨魚が暴れて大岩の隙間に頭を突っ込んでしまった。 まさに「頭隠して尻隠さず」でゆらゆら揺れる尻尾を鷲掴みにして取り込む。
昨年の秋より嵌っている木彫レリーフを製作。今回は100%渓秋のオリジナル版です。 釣兄Tさん魚止め滝を釣行する・秋バージョン版です。
幼い孫たちを連れて近くの公園をよく訪れる。 孫が集めた「どんぐり」が皆形が良いので何時もの遊びこころで細工をしてみました。
どんぐりを提灯に見立てました。 一休さん風の人形は近くの木工場からもらったポプラの木を加工しました。
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