札幌の自宅前から高速道でのんびりノンストップで3時間で終点の丸瀬布に到着。高速無料化のおかげでわずか750円。 こんな政策ばかりで日本丸は沈没しないのだろうか?心配なり。 マウレ山荘のチェックインまで近くの遠軽町観光。
第301新渓・第754釣行 昨年はお盆の来訪で殺生を自粛。今年は満を持しての再来訪。 標高1876mのナキウサギが棲息する武利岳から発する流れは十数本の支流持ち流程は丸瀬布温泉の武利ダム湖まで約40km。 「2008年発行の北海道渓流釣り120選」によるとニジマス・アメマス・イワナ・オショロコマがいずれも大型で魚影がすこぶる濃いが羆には要注意とある。
山荘の夕食に間に合うように渓を後にする。
今朝は4時半起き、薄い霧がかかった最大支流の「トムイルベシベ沢川」に入渓。 例の釣りガイド誌によると大型のイワナの期待出来そうだ。
単独行なので無理は出来ない。本流出会いより2.5km地点より林道近接部を選んで入渓する。
羆避けの警笛を連呼で藪を抜け川原に出る。川幅・水深とも十分期待出来そう。
一旦竿を畳み、下流の武利川ダム湖でルアーを振ろうと下るも、どの枝道も全て通行止め。やっと小さな入り江に入るも水深が浅すぎて不向き。 イントレット部分はキャンプ客のテントが100張りもあったろうか。 とても釣り座を確保出来ずに断念。ただ一時間を無駄にする。
でも、オショロコマとニジマス20cm級、を釣る。 最近購読の「開高健・河は眠らない」より こんな倒木を「ナース・ローブ」と云うそうだ。この倒木が微生物の力を借りて朽ち。 草木や昆虫や小動物の栄養源となりやがて森林を再生する.........曰く......ナース・ローブなり。
昨夕と今朝で短い時間であったが銘流「武利川」の一端に触れあえた。 来年は源流への道の開通を確認して、釣兄のTさんとじっくり攻めたいものだ。
丸瀬布を後に今夜の宿の網走を目指してサロマ湖・能取湖・網走湖を経由して網走市内観光。 天都山・流氷館・北方民族館・網走監獄など見どころ多し。 オホーツク流氷館にて気になる展示物発見。
渓秋がこの夏孫たちにプレゼントした木彫レリーフの題材に取り入れたものだった。 偶然にも一番下の3歳の孫娘のマスコットとして木彫したもの。 (何気なくネット画像から引用した題材だった)
予定では、北見から石北峠を経由して大雪ダム湖にそそぐ石狩川源流と支流を探る予定だったのだが、北見より折り返し初めての「生田原町」方面に予定を変更する。 同町の立派なホテルで昼食。 メニューの「一番人気のヤマベ丼」を食べる。 (しまった。食べ終えてから写真を撮るのを忘れたり) ご紹介出来ず残念。とても美味かった。 このヤマベは天然ものかとウエートレスに尋ねるとマスターを紹介される。同氏が釣った天然ものだそうです。 すっかり釣り談義が弾み「昨日の大イワナをデジカメで自慢する」 こんな「大イワナ」この地でもかなかな釣れないと絶賛してくれました。 町内の客に釣り名人と嬉しい紹介をしてくれた。 町内を流れる生田原川は砂利床の清流でヤマベのメッカとのこと。 同ホテルに投宿して釣りを楽しむ客も多いとのこと。
山釣りファンの皆さんはご記憶にあるでしょうか? 昨年のお盆立ち寄り「武利川源流」への山道情報を尋ねた「大雪ドライブインみかみ」の女将さんと一年振りの再会です。 女将さんも渓秋の山釣りファンになってくれた御縁でお付き合いをいただいています。
お返しに渓秋のHPにも紹介です。
あちらにフラフラ・こちらに無計画にフラフラしているうちに大雪ダム湖に到着したのが丁度午後3時。 これから釣りをしていたのでは、音更の親類2軒に立ち寄り実家の家族と今夜の宿に到達はとても無理と判断。 愛妻は多少遅れても良いと理解を示してくれたが、思い切って断念。自分の計画の無さを悔やむも後の祭りとはこのことか。
十勝川温泉のホテルの窓からはすぐ前流れる十勝川本流が一望できる。 これより10km下流の「幕別町」が渓秋の故郷です。 少年時代は下流の「千代田堰堤」まで遠征?してウグイ釣りに来たものだ。
翌朝は20km程の小さな川でニジマスを狙いと思ったが、愛妻より疲れが溜まって危険だと御許しが出ず。目の前の十勝川本流でお遊び程度に竿出して見ようか。 ホテルま窓からは朝・夕によく釣り人を見かけるが釣果はなさそうだ。 今朝は4時半起床。大雪ダム湖で試せなかった新作ルァーを流芯をの大物を狙って一時間以上を振るもまったく当たり無し。 200mほど下流で餌釣りらしき釣り人有り。時折竿がしなり、タモアミを出す。 渓秋もルァーを断念して、餌釣りに転向。
今年の長い夏休みが終わった。三泊四日で1,052kmの走破でした。 新渓の発見と居着き大イワナと再会と温泉と美酒。最高の夏休みでした。
次回、夏休み明けの釣行を報告します。 |