2年振りのMO渓の中流部を再度探るの巻。 この渓は2年前の夏に新渓を求めて入り渓し、支流のF渓で尺イワナを確認した渓だが、その折試しに竿を出した本流で良型のヤマベを短時間に数匹釣れた。 たがしかし、この渓の下流部には大きな砂防ダムが有りサクラマスの遡上を阻んでいる。 このヤマベは放流物であると思うが、今年もいるのだろうか?再度確かめの釣りである。 支流F渓との交流点より下流部から釣り上がって見る事に。
渓秋が疑問のこの渓のヤマベについて尋ねると、やはり地元の愛好家が放流しているものらしい。となると、もうこの渓のヤマベは無闇にに釣れないナ。 やさしい渓なので今後「家人の遊び場」程度にしようか。 なお、渓秋が入って見たい源流の「大川の滝」は険しいところらしい。何時か釣兄のTさんと踏破したいものだ。
MO渓の支流「盤の小沢川」探るの巻。 本流の中流部にある林道橋より釣り下り新渓を探りながら下流大砂防ダムをめざす。
新渓「盤の小沢川」を釣るの巻。 地形図を読むと「上流のイワナ沢のF渓」と同じ位の流程でイワナが期待できると目論んで新渓を探す。 しかし、地形図を読みちがったかと思うほど渓の入口が解らない。
唯一のこのポイントで竿出すも魚信無し。残念ながら撤退です。 地形図を改めて読むと渓沿いに林道が通っているので、渓が埋まり水温も高いのではないかな。上流のF渓は林道も無く岩盤床で水温も低くイワナの棲息には良い環境が保たれているらしい。
本流下流部の砂防ダム下を釣るの巻。 今回のもう一つの楽しみ大砂防ダム下に期待。 釣り誌によると海からの遡上大アメマスが群れると有り。 今朝、一番に入ろうか迷ったが上流部は小さな渓なのでこちらは後回しとした。 上流部で出あった青年も遡上アメマスが期待できるとのこと。しかし、底にヘバリ付いていてフライには反応しないらしい。長竿で餌かルァーで底を狙うべし。とのアドバイスあり。
第752釣行・第300新渓の「MI渓」を釣るの巻。 今回もうひとつ期待の新渓を狙う。河口部に小さな温泉宿が数件ある。 釣り誌によると上流部に僅かにイワナが棲息する。 下流の砂防ダム〜河口部はニジマスと天然ヤマベが棲息と記す。
渓秋は十数年前に一泊二日で積丹半島の渓々を巡ったおりにこの先の温泉横のキャンプ場にテントを張ったことがある。 そこは砂利敷きのみで水も電気もトイレも無い施設であった。 いつのまにかこんな立派な施設が出来たのか。海沿いの国道からは窪地になっていて望むことが出ないので気がつかなかった。
西積丹の渓は「三つ葉」の宝庫だの巻。 今回渓を釣り歩いて驚いたことは「三つ葉」がいたるところに足の踏み場もないほどに群生していたことである。 まるで雑草のごとし。草刈り鎌で商売出来ほどだ。
古典的ヤマベの背越しを造るの巻。 ここに四十数年前の釣りエッセイ集あり。 渓秋が独身の頃、題名に惚れて買いこんだが以来「積ん読」状態のままであった。 この春からの暇にまかせて熟読してみた。 その一編に郡上八幡の職漁師は鮎釣りをする時に「竹筒に酢を入れて釣った鮎を頭から入れて」腰に下げて歩き、これを食す。これ即ち「鮎の背越しの原型」なりとある。
釣りたてのヤマベの腹を裂き内臓きれいに洗い流す。 ヤマベやイワナは悪食なので内臓を取り除くこと。 寿司酢の中に頭から入れて蓋をしてザックに入れて持ち歩く。
山釣りファンの貴殿もお試しあれ。
アカハラの飯寿し造るの巻。 ここに一冊の岩波新書があります。 二十年前に知り合った釣友Aさんに薦められた本です。 著者の石城謙吉博士が北海道大学農学部を卒業され新任地の中標津農業高校に勤務のかたわら、この地方の渓流に「白い斑点のイワナ」と「赤い斑点のイワナ」が釣れることに疑問持ち道東一帯の渓流を踏破してその生態を調査研究の成果をまとめて博士号を取得した。 この本はその論文を解りやすく現わした著書です。 渓秋はかって北海道大学苫小牧営習林場長に就いておられた博士の講演を家人と聴講に行ってきたことがある。 この春からの暇に任せて、その折頂いた新聞の切り抜きに博士のエッセイがある。博士手造りの「アカハラの飯寿し」が美味しいとの記事が気になり、造り方をネットで調べてみた。
三十数年前の秋口に蘭越の尻別川の河口で40〜50cmのアカハラが入れ食いで家人にこんな魚沢山釣って来てどうするのと云われたことあり。それでもご近所にお配りして「生姜醤油で刺身」を教わりとても美味しかった記憶あり。次回は尻別川を狙おうかナ。
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