空瓶を捨てるのもおしいので、例によって渓秋の「山釣り陳列棚」にディプレーしてみました。 同時に「晴耕雨読」の漢詩の出典を知ることができました。 学生時代の思い描いた隠居生活に片足を架ける歳となりました。
空き瓶に渓秋仕込みの「またたび酒」を詰めて、裏面にラベルを貼ってみました。
因みに小生の数少ないテレビドラマに水谷豊が主演する「相棒」があります。 その場面に時折、岸部一徳扮する警察庁官房長官の執務室の壁に「月釣耕雲」の大書の額が映ります。 毎回気になりちょっと調べてみました。 禅宗・曹洞宗の開祖・道元禅師の言葉とのことです。
前編のニセコ連峰釣行記でも触れましたが、地球温暖化の影響が無いのか札幌も雪解けが例年より遅いようです。 我が家の小さな庭の「小さな野草園」も日記を見ると芽吹きが10日ほど遅いようです。
春一番は雪の下から芽吹く「福寿草」ですが、今年は葉だけで花はつかなかった。
三面護岸の味気の無い小河川ではあるが、鴨が数十羽留鳥し、流れには、ウグイと小ブナが群れる。 その流れの先を遠望すれば、厚田村・浜益村・増毛町に連なる暑寒別岳連峰の残雪を頂いた白い峰々が美しい。 そして、驚きは60cmを超える大鯉が十数匹悠然と泳いでいるのです。
「晴耕雨読」を飲み干し連休の初釣果前の番外編でした。 連休明けの初釣果記に御期待下さい。 |