道北の千代志別川と思ったが、天候予報は雪のようなので手近な西積丹の珊内川に向かう。 10月末、晩秋の渓だが幾らか紅葉が残る。かなりの長雨だったが渓の流れは超減水気味で、悪い予感がする。 こんな減水状態なのに、ちょつと深みに立ち込むと左足がじんわりと浸水する。きちんと補修したのたが悪い予感。我慢をして強行と決める。
いつもは、この上段の大滝壺と更に危険な滝壺をへづって、魚止めの大滝まで攻めるを常としているが今回は風邪引きの上にウェーダーブーツの穴の補修が効かず左足は釣り開始と同時に冷たい水浸し。 その上更に、背の荷物のバランスが悪く途中で転倒で腹廻りも浸水。 寒気でガタガタ身震い.......こんな状態で危険を冒すことは無理。 勇気有る決断???????を下して下山とする。
その後一カ月を過ぎても「風邪と咳」が治らず、Tさんから是非あと一回で納竿日としようと誘いを受けるが体力の自信が無い。 残念がるTさんには申し訳無いが今年の釣行を終結とする。 それでも、振り返って見れば今年は公私共色々とあって釣りは出ないかと覚悟を決めていただけに、9月から3回も渓に行けただけでも幸せであった。
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