(2)'08年渓秋の早春譜


 いよいよ待ちに待った渓明けががやって来た。

 早春の釣行記その1

  先ずは3月22日積丹のO渓へ

 北海道の南部・中部は4月1日よりヤマベの禁漁期に入るので3月中の釣行計画を立てみた。

 昨年も同時期に同じ渓で中型のアルマスを大釣りしたが、今年の幕明けはいかに。

午前8時気温氷点下3℃、水温5℃
岸部のは早くもふきのとうが
数基ある魚道堤は氷ついて遡行には危険、氷を割る釣兄Tさん
早春とは云え山裾は冬の真っただ中の様相だ
遡行2時間いつもの大場所で本日唯一の当たり
遡行4時間大ダムに到達、大型の魚道もまだ雪に埋もれている


早春の渓でミニキャンプを愉しむ

 快晴無風気温7℃心地よい渓添いの午後

 春一番の釣果、アメマスとヤマベ
 アメマスの身と内臓の醤油ヅケ(ニンニク、ショウガ、タマネギ、ミョウガ)釣り誌「渓流2008年春号」を参考にして調理
 ヤマベとふきのとうのてんぷら
 アメマスのアラのカラアゲ
 御歳70歳を迎えて益々元気に釣兄Tさん。
 渓秋はノンアルコールビールでミニキャンプの料理に腕を奮う。

 ノンアルコールビールは実に沢山の銘柄があるがどれもカルメラ味がきつくて今一のものが多い。

 今回のオーストラリヤのビールは極ウマだった。


 恐れていた快晴無風のコンデション。過去の釣行でも何故か何時もボウズ。

 でも今回はたった一回の魚信を確実に捉ええて何とか早春のミニキャンプを愉しむことが出来た。O渓の恵みに感謝の乾杯。


 収穫したものは余すことなく全て戴きました。御馳走様でした。

 北海道の渓はこれから5月中旬までは雪代水(山の雪が融けて

 流れ出すこと)の増水で危険でもあり釣りには不向きな季節となる。

 その間は山菜や山野草を求めてのんびり写真を愉しもうかな。


 4月の4年振りのニセコ連峰XCスキー大会にエントリーし、ホテルも予約していたのに体調不良で断念。

 ちょっとがっかりの渓秋工房より。