雪融けの早い暖冬とは云え、北海道の桜の開花は例年通りだった。
釣兄のTさんは、例年恒例の自転車旅行で九州一周へ出発したし。
留守を預かる渓秋は、連休明けの一ヶ月間は単独行で山菜取り専念する。 |
昨年6月以来の入渓となるが、町道分岐点からスキ−場迄が舗装道路となり、渓のゲイト前には土木工事の巨大なプラントが建っているではないか?、渓底には掘削機械とクレ−ン車が山を削っている異様な景観にガッカリする。さては、またもやダム構築かと危ぶんで、現場監督さんに尋ねると 巨大口径の導水管工事で山をぶち抜き・渓を跨ぐ工事らしい。幸いなことに工事期間中でも林道の通行は確保されるとのこと。
此の小さな渓は、イワナの隠れ沢があり山菜の宝庫でもある。渓秋の庭先のような渓である。
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目指す主峰ピンネシリ岳(標高1,100m)は残雪で真っ白だ。 |
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渓の入口の巨大導水管工事 |
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枝沢のH渓にはまだ雪渓が残り寒々しい。 |
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ギョウジャニンニクとヤチブキの群生 |
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コゴミとオオハナウドの群生 |
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ヨブスマソウとアズキナ |
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キバナスミレとシラネアオイの咲き乱れる渓 |
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雪代水にサビも磨かれた源流イワナ28cm
(本日唯一の竿出しに掛かったが今年も魚影を確認に安心して即リリ−ス) |
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本流には最下流部と上流部に落差5m以上の砂防ダムで閉ざされいるのだが、此の間にある数基の小さな砂防ダムには毎年魚道らしきものを整備している?。なんの為か?
将来遠い遠い石狩川本流に向けて放流事業でも考えているのだろうか?。渓秋にはさっぱり理解出来ない。
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年々刻々と変る渓が何時までも美しくあって欲しいと後にする。
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