(2)2006年 7ヶ月振りの本年初釣行記

 渓秋の山釣りファンの皆様、大変お待たせしました。

 長い長い冬、大雪と凍れ、遅くて低温続きの春

 天候不順・体調不良・仕事の巡り合せ・家事繁多諸々混沌としてアッと云う間に6月で雪代の治る季節となってしまった。例年恒例の4月のニセコXCスキ−と春一番のJ渓の釣りも山菜取りも全く出来なかった。


 さて、本年初釣行は雪代の治りの早い、空知の新十津川の主峰標高1100mのピンネシリ山系のS沢川支流H沢とした。

 この小さな沢はかっては、砂金が発見されゴ−ルドラシュで一攫千金を求めて多くの人が飯場暮らしをした沢だ。

 今でも時折古い瀬戸物の破片や、玉石垣遺構が見受けられる。


 過去、妻や息子やゲストのYさん・Kさんと楽しいミニキャンプした沢で、今まで一回たりとも期待を裏切らない素晴らしい渓だ。

 7ヶ月振りの釣行にふさわしい記録をご覧あれ。


 午前8時:小雨・気温12度・水温6度絶好の山釣り日和


 小雨にしたたるタニウツギの花
 大岩の好ポイントで当たり有り
 激しい抵抗の末やっと観念か
 堂々で丸々と太ったの斑点の鮮やかな尺物なり
 毎回大物の出る中流の小滝の絶好ポイントで強烈な当たりのTさん
 またまた、精かんな尺物なり
 十数年前初めて此の渓を探し当てた時40cmを挙げた上流域の好ポイント

 土砂がやや埋まっているが特徴の有る烏帽子岩は健在なり
 今回は超大物は不在なれど堂々の尺物なり
 釣行4時間余、十数匹の尺物級を見て久々の渓を満喫する

 小雨に煙りタニウツギの咲き乱れる渓に別れを告げる

 下山1時間小雨は本降りとなり、ミニキャンプを諦めて帰途に就く。

 自宅でイワナ塩焼き・山菜イワナ汁・イワナ内臓の塩辛とTさんの田舎の青森より直送の山菜ミズ(ウワバミソウ)を肴にS渓に乾杯と今年の山釣りに思いを馳せる。





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