企画案内


「山口でうまれた歌」は、文化の地産地消を目指し
山口の季節と風情にこだわった、懐かしく暖かみのある歌を
広めてゆくプロジェクトです。

テレビ・ラジオ・コンサートなどを通じてお楽しみ下さい

故郷を大切にしたい。
そして、その地に育つ子供たちと一緒に、家族みんなで歌える、純粋な歌をうみだしたい。
そんな願いで、2010年からスタートしました。

日本語の持つ風情と情緒を重視し、丁寧に紡がれた、素朴で味わい深い歌を
毎月、主に作家の久保研二氏が手がけ、私達が、テレビ・ラジオ・コンサートなどを通して
お茶の間や、皆さんの町へお届けしています。

※テレビ番組としては、山口CATV(2010年〜)・長門ケーブルTV「ほっちゃテレビ}(2015年〜)にて、
 月代わりで歌を更新し、放送しています。

「山口でうまれた歌」企画・制作:落合さとこ
            (猫髭うたたね舍)(シンガーソングライター、横浜出身)


企画者、作家の紹介

企画・制作
【落合さとこ】


シンガーソングライター。横浜出身。
丁寧に紡いだ言葉とメロディーを木綿の歌声で歌う。
女性ユニット「きんと雲」「イニッシュモア」でのメジャー活動を経て、1999年ソロに転じる。
自身の活動の他、NHK「みんなの歌」やマレーシア映画への楽曲提供、
CM歌唱、ラジオパーソナリティなどをこなす。
現在は、山口・湯田温泉に音楽工房「猫髭うたたね舍」を構え、
テレビ番組「山口でうまれた歌」の企画制作を担当するなど、
首都圏と山口を行き来しながら独自のスタイルで活動中。


作家【久保研二】

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1960年生まれ。兵庫県尼崎市出身。関西学院高等部卒。
音楽活動を経た後、長期間創作活動を休止していたが、
山口に転居した2006年頃から、発病を期に本格的に再開。
TV番組「山口でうまれた歌」への詞・曲の提供の他にも、
校歌の制作や映画音楽への歌の提供、コンサートやCDのプロデュース、童話の執筆等、
多方面に渡る創作活動が注目されている。
最近の著作は、「大人の童話「暖炉の真ん中」 (文芸社・2011年)


「山口でうまれた歌」の背景にある想い
小さな子供たちに、良質の歌をたくさん届けたい

放送2年目となった「山口でうまれた歌」は、主に、日本の原風景に郷愁を感じて下さる年配の方々、
そして真ん中の世代がすっぽり抜けて、幼児、小学生の心を強くとらえています。
味付けの濃い現代の「音楽産業」にまだ触れていない世代です。

「普段、うるさい我が子が、『山口でうまれた歌』の番組やCDを自然と静かに聞き、歌詞を味わい、
親がびっくりするような感想を述べてくれる」といったメールやご意見を、
小さなお子さんをお持ちのお父さん、お母さんから数多く頂き、
この世代の子供たちには、純粋でキラキラとした感性を十分に持っていることを知りました。

情報過多で感覚が麻痺してしまう前の、小さな子供たちに、
今や消えつつある日本語の情緒がある歌、サウンドに左右されない歌詞とメロディがしっかりした歌、
素朴で味わい深く良質な歌を出来るだけたくさん届けること、
それが、今、「山口でうまれた歌」のすべきことだと思っています。



全国の皆さんが、皆さんそれぞれの故郷を見つめ直すきっかけになりますように

「山口でうまれた歌」は、山口の風景や地名が出て来たり、
実際に山口で感じたことからうまれた歌なので、山口にお住まいの方々は親近感を持ってくれることと思います。
また、山口を故郷とする日本全国で頑張っている皆さんの、勇気につながれば嬉しく思います。 

そして、山口にまだ関連のない皆さんも、「山口でうまれた歌」に触れることで
皆さんが「私の故郷の風景はどんなだったろうか、故郷の人たちはどうしているだろうか、
故郷の良さはどんなどころにあるだろうか」と、それぞれに想いを巡らせ、故郷を見つめ直すきっかけになれば幸いです。



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