●●●●●● 大西重成 〜 表現方法の変遷1990〜 ) ●●●●●●


1990年〜1995

イラストレーションと立体の仕事を同時に手がけていた時。

ポスターの仕事ではB全になるということを前提に、その大きさや街頭に掲出される状態などを計算に入れ、表現効果を考えながら制作。「シンプルであり、強い」ということを大切にしている。
デザイナーの力量に負うところも大きい仕事のシリーズである。

この時期は、モスバーガーの小冊子「モスモス」、ユーロビートのアルバムカバーも手がけている。

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モアーズのポスターは、切り絵の手法でシンプルかつ、インパクトのある表現に。



東急百貨店のポスター(上)

モスバーガーのフリーペーパー、
モスモスの表紙の作品(左)

モスモスでは表紙と見開きのギャラリー、などを担当。表紙は「カワイ〜ッ」作品を、ギャラリーでは遊び心を交えながら多少上の年齢層を意識しながら作っていた。

1995年〜1999年

立体の仕事が中心となり、1996年には「シゲチャンランド」開設のため、活動拠点を東京から北海道津別町に移す。

1997年には91年から96年までの作品を掲載した作品集「メニー&ベリー」を、また1998年には写真絵本「シゲチャンランド」を出版。立体の作品も小型のものから大型のものへと幅が広がっている。

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写真絵本「シゲチャンランド もりのおもいでばなし」より

   

2000年〜

2001年6月27日、私設美術館&公園である「シゲチャンランド」をオープン。
自然の落とし物などを素材とし作品を制作しているが、自然と遊ばせてもらっているようで、とても幸せな気持ちになる。
シゲチャンランドは、見る人が来るたびに姿、形を変え、常に新たな発見ができるように展開していきたい。

2003年8月より新しい2つのハウスも増え、「シゲチャンランド」はますます増殖していく。

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雪の中で撮影したオブジェ。  右は非常に悩みながら作った作品。


    



上下とも骨を使った作品。美しい形の、骨を使った作品をいつか作りたいと考えていた。
 機が熟し、2003年夏にオープンした「BONE HOUSE」で骨の作品群を展示している。

      



下の5作品は2007~2008年に制作。なのなの族の顔は、いくつ作っても飽きない。

     





     

足長グモが進化したかのような作品。雪原で撮影中に月が昇り、幻想的な写真が撮れた。


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