第二回
クラブマーク冬のシゲチャンクラブ
「私の極楽さん」大賞発表!!

今回は「おっ、プロからの応募作品も来たのか」というぐらいレベルの高い作品がありました。選考にあたってはボク自身も楽しませていただきました。ありがとうございます。参加していただいた皆さんにはシゲチャンランドよりささやかながら記念品を送らせてもらいます。
では、第2回 冬のシゲチャンクラブ「私の極楽さん」の発表とまいります。

シゲチャンランド館長 大西 重成  





南海極楽図鑑
大賞
「南海極楽図鑑」 中島 為丸さん(50才)和歌山県田辺市
封を開けた瞬間、「これは大賞だー」と思った。和歌山の海で素もぐりし、あわび、ほら貝、タコ、エビを採り仲間と焼いて食べる。その帰りに目にとまったものを拾って作品づくり。何とやっていること、暮らしぶりそのものが極楽じゃぁーありませんか。と、いうことで大賞に決定。



中賞
手乗りペンギン
「手乗りペンギン」 須藤 申弥さん(26才)大阪府豊中市
体高5メートルはあるのではないかと思われるぐらいの堂々たるエンペラーペンギン。実際は12センチとのこと。気持ちが良い=極楽ということで直球できた。変にアイディアをこじくりまわさずに素直に本物により近く作ろうとした姿勢に好感を持った。実に「清い」じゃありませんか。写真もきれいだ。これをタテ位置で撮影したらもっと良かったな。



この坂本親子の作品を作るエネルギーにはビックリ!!
何と32点の応募がありました。那由多くん、瑠紗那くんは先が恐ろしいくらいの才能の持ち主である。お父さん負けてるぞ。そのうちシゲチャンランドに対抗して「坂本ファミリーランド」の出現があるかも。
これらの作品はボクの講評より書いてきた説明文が面白いので原文のままで紹介します。
特別賞
(6作品)

エッグチさんご一家
2男・1女に恵まれた5人家族です。
若い頃より温泉めぐりが大好きで、現地の人も良く知らないような秘湯の場所を聞きつけて家族で出かけて行きます。昨年の夏に行った温泉では蛇が出てきて生きた心地がしなかったということです。
若くして養鶏業経営に携わる彼は人望も厚いのですが、「なーに私もまだまだヒヨッ子ですよ」との弁です。
「エッグチさんご一家」 坂本 直美さん(40才)河西郡芽室町
クロッグ
どこかで見たことのあるような風貌の彼は鳴き声がレゲェ調でカリブ流域で育ったからね・・・とのことですが、真意は定かではありません。
白銀の北海道では目立つので、どこぞに転がって逃げてもすぐ見つかります。
「クロッグ」 坂本 直美さん(40才)河西郡芽室町
ツイッギー
紅一点の彼女はちょっと我が強い。
この写真の撮影中も「さむいー」「日焼けしちゃうー」「疲れたー」の連発です。
心は夢見る少女か、すっかりタレント気取りで「マイ・ブランドのショップを作りたいなぁー」とか言っております。
「ツイッギー」 坂本 那由多くん(6才)河西郡芽室町
パンク
その髪型からパンクと呼ばれているが、内気な性格。しかし、人ごみの中では見た目で周りが避けるのでちょっと得だなぁと思っている。
今年の目標は頭の丸い友達を作ること。今のところ同類ばかり集まり、いつの間にかバンドでベースをやらされています。
「パンク」 坂本 那由多くん(6才)河西郡芽室町
ホッケウド
姿形が少々、北海道の形に似ているところから名づけられたと推測される。
魚類に分類されることもあるが陸上生活が中心となるため両生類とするのが妥当だろう。
口から「ぷっ」と吹き出した楊枝で虫などを捕獲する特殊能力があるが背後まで視覚が及ばないらしく、背中に虫が止まり放題で餌を探している光景も多々ある。
「ホッケウド」 坂本 瑠紗那くん(3才)河西郡芽室町
ヘベラ
イエネズミ等を捕獲する小型の蛇。その為、家屋内で目撃される事が多かったがネズミの減少とともに目撃例は少なくなり、個体数の確認は困難である。まれに一般家屋の玄関先で靴べらと勘違いされて存在を確認される。
「ヘベラ」 坂本 瑠紗那くん(3才)河西郡芽室町




参加賞
たまごくらくサン
(4作品)
「たまごくらくサン」 田中 桃萌さん(学生)北見市
スクランブルエッグの極楽さんときた。これはスクランブルエッグを食べたいとフライパンで料理している時に、応募を思いついたのだろうか。写真を撮ったあとこの作品はどのような運命をたどったのかが、気がかりだ。
幼き日々、オニ
作者はオニとあるが、ボクには綿菓子に見えてしようがない。
しかしながら色といいタッチといい味わい深くポエジーを感じる。
「元気出せよー、綿菓子野郎」
「幼き日々、オニ 」田中 優さん(57才) 北見市
あおぞら
写真もきれいで気持良さそうですね。
お住まいの網走の隣り、東藻琴村にエミュー牧場がありますが、あのエミューを思い浮かべました。ボクも年に何回かやつらに会いに行きます。あの「ボ・ボーボーボー」と鳴くのが好きです。
「あおぞら」 三上 香さん(29才)網走市
ねこいっぱい!!
娘さんの絵をお母さんがちぎり絵にしたとのこと。このネコたちの肉球にシビレました。無理無理肉球を見せて歩いているのが可笑しくて、こういうの好きだなぁー。左下のネコたちの表情もいいです。
「ねこいっぱい!!」 三上 奏ちゃん(3才)網走市


入賞された方にはシゲチャンランドより記念品が送られました。
皆さまのご応募、ありがとうございました。


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