シゲチャン日誌・2012年2月

2012年2月3日

 先月末に松前へ出張して帰ってきてからも、どうも体調がよろしくない。出発前から疲れがたまっていたし、歯茎も腫れていた。そこに当地での睡眠不足も加わって、頭も目も口の中までズ〜ンと重いのが今日まで続き、体温も37度とやや高い。机に向かい何とか作業を始めたいところだが、全くやる気がしない。これは風邪を引いたのかもしれない。この時季に長引かせるのは面倒なことになるので、内科の病院で診てもらうことにした。ところが、先生に「これは、早めに歯の治療をした方が良いですね」と言われ口内炎の薬と感染症予防の薬をもらって帰ってきた。行くべきは歯医者だったのである。
 確かに歯のことは以前から気になっていたのだ。最近はめっきり歯茎が痩せてきて、それに残り少ない上の歯はグラグラし出して、春先のつららのようにかろうじてぶら下がっているような状態なのである。悪い歯を放っておいて治った例しはない。行くしかないか?歯医者に・・・。



2012年2月8日

 題して「パイプの記憶」というシリーズの一点目の作品(?)が出来た。このシリーズのことは以前にも書いたことがある。パイプタバコを吸って、穴をティッシュペーパーで掃除するとヤニの跡が付いて、ある生き物の顔に見えてくる時がある。どんな生き物で、どんな表情なのかは見る人次第というシリーズなのだ。ココ(カミさん)は、それらを見て「パイプの鼻糞」と失礼なことを言うが、ボクは真剣である。その数々を毎朝カメラで撮影するのが日課となって200点以上にはなっただろうか?その中からプリントした50点ほどを板に貼り付けたのが今回の作品である。
 しかし・・・よくよく考えてみると、パイプのヤニとティッシュペーパーで作品を作ったという例は、かつて絵画史上において存在しただろうか?これは追究するしかあるまい。行くぞ!前人未踏の荒野を何処までも。



石にコラージュを施した作品
石にシゲチャンランドのキャラクター等をコラージュ。およそ80点完成し、60点ほどはCOCOHOUSEにて販売する予定です。



2012年2月16日

 昨日、ココは高熱を出してダウン。今日も布団にくるまってウンウンうなっている。この前の日曜日に「つべつ冬の雑貨市」があり、ココもメンバーとして出店したのだが、室内の温度が高い上に、大盛況の人の混雑で汗だくとなり、それが原因で風邪を引いてしまったらしい。咳き込みが激しく喉もやられて、話をするとヘリウムガムを吸った時のオモチャみたいな変な声を発する。それが可笑しくて、笑いをこらえるのに一苦労している。


こいつ、小さい割に勝ち気なんです。



2012年2月27日

 今までのところだが、今年は雪が少なくて助かる。しかし・・・岩見沢の積雪のニュースを聞くたび耳を塞ぎたくなる。3メートルの雪が降り、屋根に2メートルの雪が積もっているというのだ。雪下ろしで人は落ち、屋根も落ちるわで他人ごととは思えないのである。あの雪の量が、古びたランドの建物に積もったと想像すると・・・まるで生きた心地がしない。危険を承知で年寄りが屋根に上る気持ちが痛いほど良く分かるのだ。そりゃー新築の家であればさほど気にもしないだろうが、家の主同様に築年数を経ていれば、己の肩と背中にズッシリとあの雪の重みを背負う気がしてくるであろう。それを黙ってはいられまい。つい、耐えきれずして、必死で屋根に上るのだと思う。
 年をとると、人も家も一心同体なのである。



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