シゲチャン日誌・2010年5月

2010年5月3日

 さきほどから、今年生まれただろうウグイスが調子っぱずれの鳴き方でさえずっている。上空では、オオジシギが相も変わらず騒々しく羽を羽ばたかせて虫を追う。セキレイやホオジロなどの野鳥も次々と姿をあらわして、ランドはさながら野鳥の王国である。山里の相生にも待望の春がやってきた。春だ、春だと浮かれるのは良い。だが、この時季に頭の方まで浮かれてしまうのは要注意。
 と、いうのも・・・今日の昼過ぎに相生の街はずれで大火事が発生したからである。ある人が、田畑に近い空地で、ドラム缶の中にゴミを燃やしていた時、その火の粉が枯草に引火し、おりからの強風であっという間に燃え広がり、野球のグラウンド4面分ほどもあろうかという牧草地が真っ黒焦げの焼野原となる。幸いにも消防団などの懸命なる消火活動により、近くに点在する民家のぎりぎりのところで火を消し止めたのだが、もし延焼していれば街中まで被害が拡大しただろうと思うとゾ〜ッとする。春の乾燥している枯草は想像以上に火の手が早いのだ。よく、春と秋の2回に消防署が火災予防の広報活動を行っているが、今回の火災現場を見て、ちょっとした不注意が大事に至ると実感する。
 いくら春とて頭まで春になるのは、ちとマズイ。


ARM HOUSE
この春オープンした、家具を展示するARM HOUSE外観。何なんでしょう?この異様な光景は・・・。
しかし、澄み切った青空と赤い壁がじつにビビッドで気分がスカッ!!とする。



2010年5月10日

 ゴールデンウイーク中は、ランド前の国道240号線も行楽に行き交うマイカーなどで賑わっていたが、連休が終わると、荷物を運ぶ大型トラックばかり目につく。トラックが途切れた国道を、小鹿が紙オムツを付けたみたいな白い尻を上下に揺らして走ってる。「危ないなあー」と思って見ていたが、道の側溝の草むらに降りたのでホッと胸をなでおろす。そこに、一台のトラックが凄い勢いで疾走してくる。すると、その小鹿は気が動転しているのか?あわてふためき国道に向かって駆け上ろうとする。しかし、あと数歩というところで危機一髪立ち止まる。何と、ハラハラさせる奴なんだ。小鹿がはね飛ばされるところなぞ見たくもない。
 先日の夜にも、タヌキが車にひかれているのを見たばかりである。道を横切る野生動物は、車に気づくと気が動転するのか、もと来た方向に引き返す習性があるようである。車の走行中に動物を見たら、必ずスピードを落とし彼らの行動を確認したいものだ。
 ここまで書いて、ある不安が込み上げてきた。先週の、火には気をつけよ。そして、道で見かけた動物には気をつけよ。などと、他人様には、おせっかいな話ばかりではないか。これでは小言垂兵衛である。ついに、老化現象が我が身にひたひたと忍び寄ってきた前兆なのかもしれん。


トッタン画
休みの日、トッタン♪トッタン♪と、こんなの作ってます。だから名づけてトッタン画。



2010年5月16日

 シゲチャンランドのTシャツを作ることになった。今日、記念すべきランド来館一万人目は、札幌のアパレルブランド「ナチュラルバイシクル」でデザイナーをしている女性で、色々と話しているうちに彼女から「シゲチャンランドのキャラクターで、Tシャツを作りたい」との熱いラブコールがあり、いきなり話が盛りあがる。ボクも、以前からTシャツを作りたいと思っていたのである。そんないきさつから、ランドのキャラクターを当方が提供し、先方が商品化と販売する「シゲチャンランド×ナチュラルバイシクル」のコラボレーションの話がトントン拍子に進む。興味のある方は、シゲチャンランドのホームページを検索してみて下さい。7月17日、ランドにて発売予定です。



LAND TOP