シゲチャン日誌・2010年1月

2010年1月10日

 昨年の暮れは、日本海側の稚内・留萌・旭川で大雪が降り続いていた。そろそろ、道東側の番かなと思っていたところ、5・6・7日と北海道の真ん中を南北に柵のように連なる山々をドッコイショと跨いできて60センチの大雪だ。ニュースによると、阿寒町の農家では雪の重みでD型ハウスが何棟か倒壊したと聞く。これはヤバイ!とランドの積雪状況を見に行ったなら、アイハウス・ココハウスにはどっかりと1メートルの雪が乗っかっており、建物が悲鳴をあげている。金持ちであれば、業者に雪下ろし作業を頼むところであるが、連日計15時間を要して何とか作業を終える。
 この作業を一体いつまで続けられるものかは分からないが、自力でやれるうちは、この先の人生も何とかなるのであろう。つまり、気力のバロメーターとなっているのだと思う。



ひょうたん3人組
ヘッドハウスに鎮座するひょうたん三人組。何の気なしにひょうたんを使ってみたが、これがひょうたんから駒で、一躍ランドの顔になってしまった。



2010年1月22日

 女性にとって、化粧品ひとつ買うのも大変なご時世のようである。ココ(カミさん)が乳液を買うというので、後からついていったのであるが、その売り場の前で、まるで将棋の名人戦にでも臨むかのような真剣な顔で長時間考え込んでいた。と、言うのも、これまで使い馴れていた商品が姿を消し、棚ごと新たな商品に入れ替わっていたのである。
 これは、化粧品だけに限ったことではない。昨今は、車・カメラ・衣類など、その他もろもろの物が定番化することなく、短期間のうちに新しい商品が次から次と発売される。長くて一年ぐらいか。変わっちゃ困ることも世の中にはあるのだ。
 で、ココが求めようとしている新商品のラベルを見てみると「モチモチ肌」・「しっとり肌」「スベスベ肌」など他にも何種類か並んでいる。この「スベスベ」と「モチモチ」の差が分からない。実に抽象的であいまいな日本語ではないか?スベスベであろうが、モチモチを選ぼうが、今さら美しく生まれ変われる訳でもないのだから、どれでも良かろうと男のボクは思うのだが、これが女のサガなのか、女心の弱みにつけ込む発売元も罪つくりなことをする。せいぜい現状維持と明記するのが良心なのではないのか。
 まぁーあまり女性の買い物についていくものではない。


立体の初期作品
平面から立体へと移行したころの初期の作品。もうー20年も前になるのだろうか?イヤハヤ・・・。



2010年1月30日

 トガリネズミのその後。先月この紙上でトガリネズミが家と作業場に出没すると書いた。先日も、作業場の建坪を測量しているかのごとく隅から隅まで歩き回っていた。
 その姿を見て、俄然もっと間近な距離で見てみたいという衝動にかられる。そういえば、家に針金で出来た虫カゴのようなネズミ取り器があったのを思い出し、これでつかまえれば、その顔から姿形までつぶさに観察することが出来る。見飽きたならば、山にでも逃がしてやればよい。
 で、このネズミ取り器の中へとおびき寄せるために思いつく仕掛を考え抜いて数度試みる。その仕掛方法は、ここで詳しく説明する行数が足りないので省略するが、結果は6回挑戦して全て失敗であった。まんまと仕掛に使ったクルミ8個が消えていた。これでは、わざわざ餌を与えていたようなものである。
 おそらく、ボクがクルミを仕掛けているところを物陰から見ていたのに違いない。「今回は、そう来たか?全く子供じみたことをしやがる」とばかり、ボクをあざ笑っていたことであろう。う〜む・・・小さい奴とはいえ、かなり手強い相手である。


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