シゲチャン日誌・2006年9月

2006年9月2日

 財界さっぽろが発行する旅の季刊誌「HO」の取材スタッフがランドにくる。
 5月のゴールデン・ウィークに札幌から佐藤美奈子さんが、ふらりとランドを訪れ、ランド内の写真を撮っていった。あとで知ったのだけれど、佐藤さんは「HO」のカメラマンとして雑誌作りに関わっているとのこと。撮影した写真を編集長に見せたところ、「これは、シゲチャンランド特集を組まなければ」ということになり、今日の取材となったのだ。9月15日に書店に並びますのでぜひ見て下さい。


赤いのぼり

今ランドを知る人には、こののぼり旗は意見の分かれるところか?しかし、妙にランドになじむのは何故?!



2006年9月11

 今、ランドの駐車場の入口に、「営業中」と大きく書かれたのぼり旗が立っている。よく店頭で見かける「ラーメン」とか「カツ丼」と書かれた縦長ののぼり旗だ。美術館に、営業中というのも、そぐわない気がしないでもないが、ランドだからこそ、それもありだ!といえる。
 こののぼり旗を立てるにあたって、以前から気になっていたことがあるのだ。ランド前をいつも通るたびに「興味があるんだけれど、果たして入っていい所なのか、どうなのか?と、迷っていたんです」。という声を多く聞いていたからである。で、他の用事もあって北見のパッケージ専門店に入ったら、この「営業中」の旗があったものだから冗談半分で買ってしまったのだ。早速、立てて見たらば、山あいの緑の中に、いきなり真っ赤なのぼり旗がはためく光景はインパクト大であり、実にシュールでもある。これは、笑えるけれど、あまりにも強烈すぎるので、ランドらしい旗を特注しようかとも思うが、誰もが知っている既製品だからこそ安心して入ってこれるかもしれん。現に1、2割の入館者が増えたのである。その「営業中」の旗は、我が胸中のごとく強風を受けて激しく揺れている。


2006年9月20

 休みの日は、家と隣接する作業場と家の間を何度も往復する。家に入るたび、サバ(飼いネコ)は寝ていたベッドから飛び起きてきては、ボクの足元にやってきてKOされたボクサーのようにバタンと横に倒れ、かまってくれとせびるのだ。そのたび「おーサバ〜」といってサバを抱き起こし、左右にグルングルンと揺すってやるとサバは満足する。1日のうちで何度も何度も繰り返すこのサバの要求は何なんだ?。ただの甘えとは思えない。
 そういえば、ネコというのは3時間前までの記憶しか覚えていない、と何かで聞いたことがある。だから、数時間前にボクの足元にバタンと倒れたことなど、きれいさっぱりと忘れているのだ。そうすると、ネコは3時間がひと区切り、つまり1日すると、我々の1日が8日分に相当するのか?ネコが寝てばっかりいるように見えたり、同じ行動パターンを繰り返すのも、そう考えたら納得できるのだ。ちょっと強引な結論か?。そうだったのかー、「お〜サバやサバ」。


ヒゲ親父
今年のシゲチャンランドも10月31日(火)が最終日。このヒゲ親父も長い冬眠に入る。



2006年9月25日

 夏からこの時期、我家の玄関先の取手にはさまざまな野菜がビニール袋に入ってぶらさがっている。別に、取手に肥料をやったわけでもないのに、イチゴ、キュウリ、ナス、小松菜などの出来たての野菜が入っているのである。まるで魔法の取手である。実は、ご近所の家庭菜園でとれたおすそ分けなのであるが、これも田舎暮らしならではの光景であろう。


LAND TOP