シゲチャン日誌・2006年11月

2006年11月1日

 網走支庁からの依頼で、オホーツクのイメージを象徴するキャラクターとロゴを制作する。これは網走管内の観光・農水産物などをオホーツクブランドとして統一し、広く道内外にアピールするためのものである。キャラクターを作るにあたって、オホーツク特有の天の恵み、地の恵み、それら自然の恵みを最大限に活用し、知恵と勇気を持って生きるオホーツク人。その3つの要素を組み合せたいと考えていた。そして出来たのが、天力、地力、人力という3つの顔を持つキャラクターだ。「天力・地力・人力が合体すれば、オホーツク力」という理屈であるが、まあー親しみやすいものにしたかったのである。
 このキャラクターとロゴは、網走管内に住む人、市町村、企業、団体であれば、網走支庁の地域政策課に申し込むと無料で使用できます。

オホーツクキャラクター
すでに新聞やコンビニなどで目にした人もいるでしょうが、これが今回制作したオホーツクのキャラクターとロゴです。



2006年11月3

 今年のランドも無事終了し、冬期休館に入る。10月に特注し、ココハウスの前に設置しておいた13棟目の展示館のペンキ塗りを始める。来春オープンする予定のこの展示館は、名付けてスキンハウス(皮の館)。オープンした時は7棟の展示館だったから、続々と増殖中である。このスキンハウスは、室内の全ての壁面をボクが撮った写真で埋めつくすつもりでいるのだ。ご期待あれ。



2006年11月12

 小春日和が続いていたと思ったら、突然雪が降る。いよいよ車も冬タイヤに履き替えねばならない。この冬タイヤ、年々新しいものが出てきているが、雪道はまだしも、アイスバーンではどうにも信用できないのだ。ゴムのタイヤにどう刻みを入れようが、溝を工夫しようが無理でしょう。しょせん氷の上にゴムなんだから。かつて、粉塵公害の原因と目の仇にされたスパイク・タイヤだと、まだ安心だ。環境問題より、直接命に関わることの方が第一でしょうが!!ボクは、そう思う。
 是非スパイク・タイヤの復活を望みたいものだ。それが無理であれば、行政にも絡むのだろうが、アイスバーンの時のみスパイクに切り変わるタイヤの開発とか、タイヤと車の連動で工夫するとか・・・、どうにかならないものであろうか。頼むよ、全く!!


イキカエル

常呂に住むPさんの関係で大量のウキを入手することができた。鼻と口を細工して70匹のイキカエルが完成。さて、これを何処に・・・。



2006年11月22日

 東京築地にある美術教室「パレットクラブ」で講義のため上京して7日目。
 この一週間、浅草、銀座、秋葉原、新宿、渋谷と都内をかけずり回り、人の波と、耳や目に暴力的なまでに飛び込んでくる膨大な量の情報を浴びて疲れもピークに達する。30年住んだことのある東京とはいえ、もうー完全に田舎のオヤジになってしまったものだ。
 しかし、今夜はシゲチャンランドのチラシ、ポスター等を制作してくれた藤井保・藤原大作・永井裕明のメンバーと、新宿歌舞伎町にあるうなぎ屋で顔を合わせた時だけは、大海の嵐を漂流したすえに、南海の楽園に辿り着いたような安堵感と安らぎを覚え
る。東京には、いい仲間がいてくれるのだ。深夜の3時も過ぎ、「もうー一軒!!」と飲み納めの店に行くと、そのカウンターには…何と、先月このシゲチャン日誌で紹介したアーティストの大竹伸朗がいたもんだから驚いたのなんのー。「もうー、これは神のイタズラとしか思えん!!」と、酔いもいっぺんにふっ飛ぶ。こんなことがあるから、東京も捨てたもんじゃあーないし、面白い。


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