シゲチャン日誌・2005年2月

2005年2月2日

 何がいいったって、やっぱり寝ている時が一番気持ちいい。ここんところ平均すると7時間ぐらいだろうか。けれど、これじゃぁー少々もの足りないのだ。やはり2ケタ台の10時間はいきたいものである。朝、いったん目が覚めて「あ〜ぁ、起きなくちゃー」と思いつつ、再び深い眠りへと突入する。これが最高だ。
 しかしながら、そうもいかない事情がある。東京からこの相生に移り住む前に、ココ(カミさん)から「北海道で暮らすようになったら、シゲも早起きする習慣をつけてくれなくちゃ、私は、絶対に一緒に行かないからね」と、釘を刺されていたのだ。まあ、そんな事情があって、ボクなりに頑張って起きているわけだけど、一度でいいから一日中ベッドの中でグダ・グダ惰眠してみたいものである。


新しい作品

作業場内に続々と完成、オープンの展示を待つ作品群。今年のヘッドハウスの天井は誰もがめまいを覚えるだろう。



2005年2月9日

 まったく、電話による売り込みに、いちい対応するのは面倒臭い。健康薬品や食品。化粧品。株や先き物取り引きなどなどである。これが、いつもタイミングの悪い時に限ってかかってくる。電話を取れば「あのーあなたのご健康・・・」とくる。具合いが悪るけりゃー電話なんぞ出るものか!!といいたい。かけてくる相手は中年の女性が多く、おそらく会社から委託を受けたアルバイトのようなので、あまり無下にもできない。なるべく穏やかに「間に合ってます」というと、実にあっけなく「失礼しました」と電話を切る。この方が助かるのだが、しかし、それで仕事になっているのかなぁーと、いらぬ心配をするぐらいに押しが弱い。あっさりしている。
 ところが、株や先き物取り引きの電話だけは、嫌気がさすほど粘る。しつこい。この連中の話に、つい、うっかり付き合ってしまった苦い過去があるので、最近では「ボクは興味ない。電話を切るよ」と即座に切ってしまう。
 やはり、この手の電話が友人のところにかかってきて、「確実に儲かる情報があります」と相手がいうので「そんなに儲かる話しなら、自分でやりぁーいいじゃない」と友人が答えたところ、相手は激昂し、「この!貧乏人!!」と捨てぜりふを放ち、電話を叩きつけるように切ったという。凄い話だ。


2005年の大賞作品

公募した冬のシゲチャンクラブ「私の極楽さん」で大賞に輝いた、中島為丸さんの作品「南海極楽図鑑」



2005年2月24日

 飽きもせず毎日のように、中古カメラの本なぞ開いてはタメ息をついている。病気は継続中である。いま世界中に現存しているクラシックカメラは星の数ほどあるであろう。その全てのカメラをこの手に取って、じっくり触れてみたいものだ。クラシックカメラ専門のレンタルショップができないものだろうか。どうだろう。1週間ほど借りてきて、自分の家で感触は、型は、構造は、と、じっくり触ってみて、テスト撮りをする。そうすれば「なるほどねー」とかいって気が休まるのである。その中から本当に自分の欲しいカメラを購入する。
 この手の病気というものは、カメラをコレクションしたいという所有欲よりは、このカメラはいったいどうなっているのか、という知的なる知識欲から発病するものなのだ。ボクは心の底より、クラシックカメラ専門のレンタルショップが出現することを望む。



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