シゲチャン日誌・2002年7月

2002年7月6日

いよいよ、ひんぱんに老眼鏡のお世話になる時がきてしまった。文庫本などを読む時などはかけていたのだが、小さめの作品の仕上げに入った時などは焦点がぼやけて、胸のあたりが圧迫されるようで、知らず知らずのうちに上半身が引いてしまうのだ。遠目の対象物にはフォーカスが合い、脳のほうもピシッ!とくるのだが…。
老眼鏡をかけるのは仕方ないとして、問題ははずした時である。発熱した時のようにボーッとしてしまい、焦点が戻るまでのしばらくの間、「我身もいよいよ中年から少老の階段を登りはじめたのだな…」と、老眼鏡をはずすたびに思い知らされることである。ヤレ・ヤレ。だいたい眼鏡の上に堂々と「老」という字が乗っかっているのが、シャクである。

2002年7月7日

このところ家にある餌台が賑やかになってきた。シメ、シジュウカラ、アカゲラなどの親鳥がヒナ鳥を連れてくるようになったからだ。
ヒナ鳥といっても親子の区分がつかないほど成長している。しかし、よく行動を観察しているとすぐ分かる。親鳥は餌台で一心不乱にヒマワリの種をついばんでいるが、ヒナ鳥は木の枝をつついたり、飛びまわったりと興味の対象が次から次へと変わって落ち着きがない。
決定打は、さんざん遊びまわったあげくに、親鳥に近寄っては口を大きく開けながら、全身を左右に振って、「エサ、ちょうだい。エサ、ちょうだい」とおねだりをするのである。図体は大きくともガキンチョなのだ。
こういうことは中高生をかかえる親御さんにも心当たりがあるのではないかと思われます。


ようこそ!と歓迎してくれる小犬

シゲチャンランドのパンフレット・ポストカードを制作してくれた東京のスタッフが特大のポスターを送ってきてくれた。
アイハウスの入口に展示しています。

圧倒!!のポスター

ランド内の空地で見張りをする小犬。
でも動けません。餌代もかからない。
名前もまだついていないのないないづくし。

2002年7月11日

本州に住む人々にとって、北海道には梅雨がないということになっている。しかし、6月から7月にかけて雨の多い日が多いこと、多いこと。やはり、これは梅雨なのではないか?そんなことをある知人に話したら「そうよ、エゾ梅雨なのよ」と、うまいことをいう。なるほどエゾ梅雨か…。
この時期、雨上がりの夕方から夜にかけて田畑が続く田舎道を車で走るのは恐怖の連続である。車輪の下でブチッ、ブチッ、ブチッ、ブチッ!!と何かが潰れる嫌な音が聞こえる。葉っぱだとばかり思っていたのだが、実はカエルをひき潰していたのだ。これは恐怖です。
道端の草むらからは次々と道路にはい上がってくるカエルをへッドライトが照らし出す。この先は、カエル・カエルのカエル道なのだ。「勘弁してくれー、この道を通らなければ家には帰れないのだ」。とにかく、前に進むしかない。ブチッ、ブチッ、ブチッ!!という振動が少しでも伝わらないようにと腰を浮かせ、気持ちで耳に栓をする。これは運転するものにとっては拷問でしかない。ウ〜ン。恐怖のカエル道。

2002年7月30日

端野町に住むHさんが長い時間をかけて、シゲチャンランドのホームページを立ち上げてくれた。
各展示館、キャラクター、グッズの紹介。そして今までみんとで掲載されたシゲチャン日誌などと盛りだくさんである。
URL http://www9.plala.or.jp/wl-garden/shigechanland/index.html ピーナツマンが踊りながらアクセス待ってます。

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