ココさんのアトリエ訪問

●●● アトリエ訪問 (どうしん情報誌みんとより) ●●●●●●●●●●●●


●●●●●●●●●●●● 津別町相生在住 大西 教子さん ●●●


 素材との出会いが創作へとつながる 

 「ブドウのツルに貝や流木・・・ここには自然の素材がいくらでもあるの。もう、興奮のしっぱなしよ」と笑う大西さんの幼い頃からの愛称はココ。ココさんは、その自然の素材を活かして私たちの思いもよらないものを作り上げていく。それは、クルミの木の皮で編んだ壁掛けであったり、流木に古い陶片を貼り付けた飾りであったり本当にさまざま。ありふれた物が、ココさんの手にかかると魔法のように次々と素敵な作品に変身する。
数枚のハネを重ね合わせたアクセサリー
陶片のプッシュピンと箸置き
古伊万里など陶片を使った壁かざり
 99年には、制作に半年を費やしたタペストリー「Work11」を「クラフト全国公募’99/札幌」に出展。初出展ながら、空間演出部門でみごと入賞。網走の海で拾ってきた気の遠くなるような数の貝を縫いつける作業も、ココさんにとっては楽しい作業であり、幸せな時間。

 民族的なものや流木、古い布や陶器などいくつもの時代を超えてきた古いものが好きで、時々、お気に入りの場所のひとつである網走の北方民族博物館へ足を運ぶという。そして、「何もないとこから物を作った先住民族のパワーってすごいと思わない?そのパワーをもらいに行くのよ。私も北海道へ来た時は、先住民族のようになろうという意気込みだったしね(笑)」とココ節を響かせる。

現在は、シゲチャンランドの開設者である夫の大西重成氏と共に、週の大半をランドで過ごす。
「Work 11」は155×147センチもの大作。貝を拾うことからはじめています。
【シゲチャンランド】

 北海道津別町字相生256
  (電話) 090ー5222ー8580

 開館期間:5/1〜10/31・10時〜17時、
 入場料:小学生以上700円(幼稚園児以下は無料)


   ※ココさんの作品は、シゲチャンランド内の
   「ココハウス」で購入することができます。

アフリカやインドの布に手作りのビーズやタイ
シルバーを縫いつけたオリジナルのアクセサリー
●アトリエ訪問は、北海道新聞社様が発行している北見・網走地域の情報紙「みんと」で掲載されたものです。
 みんと編集部さま、いつもご協力ありがとうございます。多謝!!


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