THOUGHTFUL DAYS
長距離屋的覚書'08



January
I.G.Y. 僕らは愚かにも無駄口を使い放題

気紛れに陳腐な台詞を用いての独白

ふざけ過ぎて疲れ果てた頃には迷子に気付いた



 それでも僕らの可弱い精神で抗い続け観測して
きた物事の階くらいは見出せたのだろうか


February
長距離屋のコドク 〜伍番目のユウウツ  昨今、近しい人達もそうでもない人達でも、何だかオ
フロードにはまっている乗り手が気になる。どうも同じよう
な世代、大雑把な共通点なのだが、近隣 (?)近県
(?)の林道やら獣道・廃道(!)をオフ車で走るのが楽
しいらしい。
 否、実に大雑把で失礼なのだが、たまに休めた上に
家庭の約束が無い時や、半ドンの時何かには実に都合
が良いらしい。


 そうなんだよな。傍から見ていると羨ましい限り。近場
で納得(?)が行く様な走りが出来ることに軽く嫉妬を覚
えてしまいます・・・何事に措いても心安いのでしょうね。
トラブっても判断が付き易いし、処置にも心配ることが少
なく済むし・・・こちとら、1000km走ったところで苛立ちは
消えないというのに、実に理不尽(?)だなと、勝手に舌
打ち一つ。


March
春にして我思う
全く以って・・・嘘だよな・・・とつい思ってしまう。


これだけ長い時間、
これだけ長い距離を走ってきたというのに、
伝える方法が見付からないとは・・・


April
突発的 温泉ミーティング
 今年の初めに、三ツ又温泉復活ッ!の報は各方面か
ら戴きました。3月に再開し、4月から宿泊者も順次受け
付けるとのこと。

 取り敢えず、急遽、予約を入れて、都合の付いた者で
下見と云うことで一つ突発的に温泉ミーティングを開
催! 少数精鋭で泊まってきました。

 もちろん、現地集合・現地解散のノリノリで、夕食時、
互いのルート取りを自慢するのが基本姿勢。
 旅行会社のパックツアーじゃないんだから、カッコだけ
の、徒党を組んでご安全に何て、幼稚園の消防署見学
以下じゃん!


May
伊豆はちょっと  三又から1週間後、ゴールデンウィークの真っ只中、
何処行っても混んでいる・・・ので諦めて、大人しく・・・伊
豆初心者のtkhtクン♪を連れて伊豆半島巡り?
 ずいぶんと久しぶりの伊豆です。昔はよくよく来ていた
のに。

 国府津PA(今は西湘PAだって!)にて待ち合わせ。
早川から湯河原を抜けて伊東。ファミレスで朝食&仮
眠・・・ク〜っ朝早くから混んでやがる。ゆっくり出来ずに
出発。混んでいる国道をこれ以上、南下するのは諦め
て大室山から万城ノ滝へ逃げる。ク〜っここも混んでや
がる。うむ諦めた。眠い。仁科峠から尾根筋を北上、西
伊豆スカイライン。

 戸田へ下りて昼食。蟹じゃなく金目鯛。堤防で昼寝し
てから帰路に着く。何とも伊豆を齧っただけの日帰りとな
ってしまった。私の好きな伊豆はその南にあるというの
に・・・最早、ちょっとした気分で伊豆へ来てもダメです
な。混んでいるだけ嫌いになってしまいそうです。

 あぁ久しぶりに蓮台寺にでも泊まろうかな。


June
サンセットバウンド  日本海に沈む夕陽を眺める・・・ということが太平洋岸
に住む者にとっては、ちょっとした夏の定番だったりしま
す。まぁ春でも秋でも冬(?)でも良いんですけど、夏っ
てところがミソだったりするんです。端的に云えば、青春
の名残りとでも申しますか。勿論、そんな使い古されて
色褪せただけならまだしも、草臥れ果てて輝きの失せた
ワードを安易に使うワケにはいきませんから、何だかん
だと文句を唱えてみるのです。


 この日は上越市の外れ、名立の海岸にて、水平線に
沈む夕陽を待ってみる。

 そして、東の空には満月が秘かに浮かび上がり、その
まま初夏の宵を Bluemoon Driftage


July
雨の情景  梅雨 この時期は雨も一興と楽しまなければ詰まらな
い・・・

 遠出した先で、何処から来た? という話になる時が
ある(多くは食事に入った店内だったりするのだが)。素
直に(!)答えると、よくもまぁそんな遠くか ら来たねェと
驚かれる。否、呆れられる。それが日帰りだと知ると最
早、返す言葉を吐き難いようだ ―正直にアホと告げてく
れ― マイナスプロモーション!?

 こちらとしては、クルマなのに何故驚く? 
 蕎麦を啜りながら・・・珈琲を飲みながら・・・昔ならオ
ートバイだったのに・・・という思いが過ぎり、愕然 ―ウソ
だけど― とするのだが。

 様々な季節の雨のシーンを覚えている。

 例えば、甲州街道 蔦木宿付近とか、国道4号線 花
巻とか、パイロット国道別海とか。それこそ千差万別。時
間と空間、そして ―これが1番肝心なのだが― 僕の感
情の行方をミックスした雨の情景。


August
真夏の夜の夢 熱が散らばることなく地表を包む熱帯夜

眠れぬ真夏の夜には遠い記憶が甦る

それは群れることなく真夜中を走り抜けた夜風の残り香


静かに眠り続けることを覚え 冷えた心が

再び転がり始め 穏やかに思いを加速させる


平熱が上がる夜明け前


September
秋の北東北臨時集中講座一限目  東北で未走のエリアは白神山地だけだったので、とう
とうダート県道を走ろうと勇んで出掛けたのは9月中旬。

 それでも直行はせず、R399で北上。雨が降っている
宮城県内だけは高速に乗りつつも、抜道を繋いで、黄
金色目映い初秋の道奥路を愉しむ。
 七時雨で陽が暮れたので、安代からは再び高速。弘
前泊。

 翌日、待望の元弘西林道。須郷岬が折り返し地点。
能代川沿いにを遡って、鹿角で陽が暮れる。そして、今
日も安代から高速だ。後は一気に南下するナイトラン。 


October
秋の北東北臨時集中講座二限目  さてひと月後、再び北東北へ。今回は高速で国見ま
で。小坂峠を越えて南蔵王。奥羽山脈の山際を辿って
北上。

 宮崎から田代林道へ。周辺に結構好いダートが多く、
枝道を楽しんでいたら、峠で陽が暮れてしまった。赤倉
へ下るのは止めて、岩出山へ。
 長者原から高速で宿を取った北上へ向かう。


 翌日、北上山地中東部の高原巡り。お決まりの荒川
高原から源兵衛平高原へ。眺め良し。牛注意。

 今回、岩手三陸近辺に来たのは、もう全て岩手県県
道の峠は制覇していたと思っていたのだが、一つだけ残
っていたことが判明したからです。地図には表記されて
いなかったので、てっきり名無しの峠だと思ってやり過ご
してきたんだよね末前峠。

 ついでに北三陸の海岸線をぷらぷら。陽が暮れかけ
てきたので、宮古から閉伊川沿いに遡って、紫波から
高速で南下するやっぱりのナイトラン。


November
UDON  ここ数ヶ月の反動か? 今月は近場で讃岐うどんを
食べて生きて(?)いました。4週連続、しかも、その日の
最初のお客として・・・。


 ん〜気に入ったな。


 讃岐うどんフリークの私は毎度、四国行きを計画して
は頓挫。土日で行って帰ってはこれるが、美味しい処で
食べるとなると時間的に無理があります。残念な日々を
10数年過ごして参りました。そんな日常にも慣れてきた
今日此の頃、近場で本格的な讃岐うどんを食べさす店
があると聞きつけ通うノヴェンバ。


December
冬至の日には  冬至にはオートバイに乗ると誓って数年。自分の約束
ですから、破るワケにはいきませんなぁ。だいたいは平
日なので冬の星座の下、ナイトランと勤しむワケですが、
今年は日曜日で休日です。


 願わくば暖かくなることを祈りつつ走る走る・・・今年は
実に充実したモーターサイクルライフだった。ここ数年で
はなかったことなので嬉しい限りで、ついアクセルを搾り
カーヴを気持ち良く傾げつつ曲がる曲がる。距離こそ例
年通りの1万5千から2万キロの間で同じだったけど、良
かったなァ・・・・さて、来年は何処を走り何処へ行こう
か。