YOUTHFUL DAYS
長距離屋的覚書'80's




introduction
イントロダクション
 WINDY EXCURSION  とは、長距離屋  の指
針を根幹に名付けた看板です。

 複数化したとしても、あくまで看板であり背負うか背負
わないかはまた別の話です。其々が「個」のスタイルを
模索し貫くならこれを尊重することを本旨とし、そこから
多くのディスカッションが生まれれば嬉しいです。

 また、クラブ・チーム(ClubTeamGroupCircle
PartyFleetTroopBandGangPackTribe
Flock)等といった組織とは違いますので、特に決まり事
等はありません。

 なお、各自、充分にソロで走れるので、たまに気が向
いた時、お互いの都合が付いた時、マスで走れればい
いと思っています。


direction
ディレクション
 WINDY EXCURSION  とは、「発見の旅」と云った
意味合いの言葉を単語2語で表したいと考え作った半
造語です。従来、そう云った意味の単語は"Discover
発見する"や"Voyage航海する"が主に使われてきた
と思いますが、今一つだったので、形容詞の"Windy
の強い"と名詞の"Excursion小旅行"を組み合わせて
みました。意味は「風の中の探訪」と云ったところでしょう
か。本意は充分、英語圏でも通じます。元々はその後
に補足として、 「自分を奮わす何かを求めて…」と付け
加えていたのですが、時間の経過に伴ない"For the
place we can go自分の場所へ"に変えました。

 "A STATE OF THE RAID"とは「長距離走を行って
いる状態」と云う意味で単なる冠称に過ぎません。"
Riders' Club"や"Team"と云った言葉を嫌っていたの
で(今でも決して好きではありませんが)、都合の良い単
語を並べただけです。継続性を表したかったのですね。


derivation
デリヴェイション
 WINDY EXCURSION  それは人間の一生が時間
の旅とするなら、モーターサイクルで走り回ることなんて
所詮、幾ら走ろうとも単なる小旅行に過ぎないのではな
いだろうか? と考えた時、ならば見付けられそうな何
かを追い駆けて風の中を探訪するしかないと思い凝らし
てみた私が19の時の祈りです。昔はなんてマジメに物
事を考えていたのだろうと、今と比べた時、涙ぐんでしま
います。



) シクシク


individualization
インディヴィジュアライゼイション
 WINDY EXCURSION  とは、全ての価値は相対
的であることを本旨とし、興味と関心を使い分け、東南
西北はたまた白發中へと風を集めて、鮮やかなフィー
ルドワークと比類無きデスクワークで他を圧倒し続ける奇
妙且つ絶妙流麗なるフットワークを持つ研究機関であ
る・・・等と言葉巧みに操るだけの井の中のブルフロッ
グ。



( ̄▽ ̄) ゲロゲ〜ロ


maturation
マチュレイション
 WINDY EXCURSION  とは、既成の概念と気狂
いな魂の至高を心の琴線で調律し、真顔と冗談づらを
操る道化者の看板である。従って、マイノリティであるモ
ーターサイクリストの中の亜流であっても構わない。物事
の経過を認識しても已むこと無く、大胆に細心に走り続
けることに強かでありたい。