先日、イトーパンに勤める友人のN氏が世話人にささやいた。
「実は当社で発売しているパンで頭脳パンというのがある。」
「ずっ、ずのぉーパン?なんじゃそれは?」いきなり頭脳パンと言われて
すぐどんなパンか想像つく人ははおそらく皆無だと思われる。
それどころかパンであることも見当つかないだろう。
しかし、このネーミングの奇怪さはつぐまるの作品などに通じるものがある。
なんかよぉーわからんが、そんなものがあるならつぐまるで紹介しようじゃないか
と云うと、N氏はそれならと袋からその頭脳パンなるものを取り出して、
世話人に1コくれた。それが上の写真のパンである。
形態は普通のクリームパンに見える。異様なものではない。
しかし、その袋がずごいのだ!飛んでいるのだ!
ケペル先生(古いなぁー)みたいなキャラクターが語っている能書きをそのまま
記すると「ビタミンB1を100gあたり0.17mg以上含んだ頭脳粉(小麦粉)
を使用して造ったパンです。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに
不可欠なビタミンです。」だとサ!で、これがいきなり頭脳パンというわけだ。
その上でっかく‘超’の文字がついてるぞ!チョーだぞチョー!超頭脳パン!
どうしてこうなるのだ??
N氏が云うには、まず頭脳粉を使用している。(だからそれが何なのだ?)
そして頭を使うと糖質を消費するからそのためにビタミンB1がはいっている
(・・?)ということだそうだ。そして袋には’黄色いクリーム’と大きな文字で
ドカンと書いてある。クリームは白か黄色かその辺と相場はきまっている。
(クリーム色というぐらいだから)
それを黄色だとわざわざ強調して書くというのか?
そしてこれぞ極め付け!この頭脳パンには‘おみくじ’がついているのだ。
もうこれだけビックリさせといてその上おみくじまで付けるとは・・
ちなみに開けて見てみたら中吉!そろそろモテモテ?だって・・
いやはやまいりました。