内視鏡付耳カキ

 

はじめに
世話人も‘つぐまる’と同じくらい好奇心が強い!見えないところは覗いてみたい!
覗いてみたいと思ったら絶対覗いてみたいっ!
(決してヘンな意味にとらないで下さい。)
そんな世話人の心をくすぐるものがあらわれたから、
これはもう購入せざるをえなかった。またやってしまった・・

それは内視鏡付耳カキであります。商品名は「イヤースコープ」だって!

内視鏡付耳カキという名前にしたほうがそのものズバリでわかりやすいのに・・・
世話人はコレを日経新聞の新商品開発欄で見つけた。
その記事によると東急ハンズあたりとりあえずで売り出していずれはホームセンター
あたりにまで展開したいらしい。自信作みたいだ!世話人も早速東急ハンズに向かった。
あった!コレかぁー!お客さんが何人かいる。ひとりのおじさんが熱心に店員に
使用方法を聞いている。おじさんは自分の耳の穴を覗いてフムフム言っている。
見終わるとおじさんは間髪いれずコレくださいっ!と言った。

その言葉に触発され世話人もボクにもくださいっ!と叫んだ!
¥8、800円也でありました。たかが耳カキに¥8、800円も使うお前はアホか!
と思われるかもしれないけど、この耳カキは自分の耳の穴の中が見られるのである。
これは本来の機能よりその付加価値が完全に上回っているいい例だ。
グリコのおまけに思いっきりプレミアがついたようなものだ。

こんなもの

都内のコデン株式会社というところからでているものだ。
ほかには金ラメの入った歯のマニキュアなんかもつくっている会社だが、
今回の製品と関連がよく理解できない。方向性がよくわからない。

とにかくコレは開発されたばっかりという状態らしく、もっと改良を加えてから発売した
かったのだろうけど諸事情でとりあえず売ってしまったという感じだ。箱なんかもただの
ダンボールの白い箱でなんの印刷もない。なかのケースも市販のソフトケースだ。
こんなところまで考える余裕がなかったみたいだ。

本体の方は内視鏡のスコープと長さ1mのファイバーがついていてその先端に直径2mm
ぐらいのレンズがついている。耳カキがそのレンズの横についているが、これは取り外し
が可能だ。透明のアクリルの棒みたいなもので大小2種類ある。これを差し込むところ
から光がでていて耳カキ全体が光って耳の穴の周囲を照らすというわけだ。
なるほどよく考えられている。しかし細部が今ひとつこなれていない。
ガサツな感じは拭いされない。国際特許出願なんて書いてあるけど、
すぐに他社が追随してもっとセンスのいい高機能なものをだしてくるだろう。
そんな予感をさせる仕上がりだ。

使ってみた

まず片手にスコープを持ち、ファイバーを首に掛け(わりと重量があるので
前にたらすと疲れる)そしてもう片方の手で耳カキを持って、
スコープのファインダーを覗きながら耳掃除をするというわけだ。

説明書には使用する前に練習することを薦めている。本当にその通りだ。

ファインダーを覗いただけだと何がなんだかよくわからない。いきなり耳の穴のなかを
見ても何がなんだかわからない。新聞の小さな文字でも追ってみてピントを合わせて
どんな見え方をするのかよく頭に叩き込んでおかなくてはならない。
一応世話人もちょっぴり練習してみた。そして満を持して耳掃除にとりかかる。

こんなふうに見えた!

おぉーっ見えた見えた。よぉわからんけどみえたぞぉ〜。しかし操作が大変ムズカシイ!
右にちょっと動かしたつもりでもぜんぜん違う方向にガァーッと動いたりする。

全く思うようにならないのでだんだんイライラしてくる。そのうちファインダーを
見ないで勘で耳カキを動かしている自分に気がついてハッとする。

オレはいったい何をしているんだ?

これでは普通の耳カキと変わらんではないか!それでも30分もやっていると
だんだん慣れてきて、見える範囲の耳アカはだいたい取り終えた。しかしそのころには
もう精根尽き果ててしばらくはこんなもの使いたくないと思った。

結 論

 

購入すべき

 

効果絶大

余裕があれば購入してもよい

効果あり

よく考えたほうがよい

 

効果ありと思われるが使用者に問題あり

 

やめたほうがよい

 

効果なし

総 評

この商品価値については賛否わかれるところでしょう。

世話人のように多少難があってもこんなのを待っていたという人もいるだろうし、
アホらしくて言葉もないという人もいるでしょう。その議論になるともうその個人の
生きるスタンスみたいなものにかかわってくるので別の話としたい。
それよりコレのコストがどんと下がって普通の耳カキと変わらない値段になれば
内視鏡付耳カキがあたりまえの耳カキになるわけだ。そんな簡単にはいかないと思うけど
性能をしぼって量産できれば可能性がないわけではない。

しかし、現在のレンズの解像度は3500画素だそうだ。これがどの程度のものか
判らないけどよく写真でみる内視鏡の画像よりずっと落ちる。この点は期待以下だった。
だけどこれを鮮明に見えるような高性能なものにかえて何十万円もするような
内視鏡付耳カキになったらさすがに世話人だってアホらしくて言葉もないというという
ことになる。このあたりのバランスが非常にムズカシイ!
ということを感じさせた一品でありました。