クレクレタコラ研究の現在 
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数年前までクレクレタコラに関する情報は皆無だった。1970年代懐かし本みたいなヤツにちょっと紹介されて
いたりするぐらいで、あとはリアルタイムで見ていた人の記憶に頼るしかなかった。
以前、東宝でクレクレタコラのレザーディスクが発売されていたときはかなり注目されたらしいが、
世話人はレザーディスクのプレーヤーを持っていなかったので見られなかった。

その後、ベストオブクレクレタコラというビデオが発売され全3巻30話がおさめられていた。
同じくしてCSテレビでもリバイバル放映されたが、なかなか全話をクリヤーするには到らない。

しかし、クレクレタコラのオリジナルサウンドトラックCDが1995年に発売され、BGM面での全貌は
明らかになった。そして2002年に全4巻からなるDVDが発売され、260話中257話が収録された。
あれほど皆無であったクレクレタコラ情報がここにきて充実をとげ、
クレクレタコラ研究の基礎が出来上がりつつあるようだ。

現在あるクレクレタコラ情報の紹介

  クレクレタコラのビデオ

ベストオブクレクレタコラ
本編のみの10巻話、全3巻で計30話である。発売当時は、レンタルショップでも借りることが出来た。
残りの話が非常に気になり、タイトルだけでも知りたいと思った。

クレクレタコラのオリジナル
サウンドトラックCD
クレクレタコラミュージックファイル VAP VPCD−81128

1973年に8月に杉並スタジオにて録音された完全収録盤

タコラのBGMといえば、お馴染みのクゥレッ!クゥレッ!クゥレッ!
クレッテクリャルカクリャリンコッ!というテーマソングとトリオの
テーマソングぐらいしか記憶にないという方が多いと思うが、
予想どおりかなりのバリエーションが存在していた。

トリオのテーマソングだと思っていたのも実は「不思議な不思議な森の中」
というサブテーマだった。場面々々で神経使って、結構使い分けているの
には驚かされる。マーチ風があればデキシー風、スポ根アニメ風もあると
いう感じだ。

予算がないのでいい加減な曲作りをしていたかと思っていたが、
作曲は「仮面ライダー」や「Gメン75」などの菊地俊輔氏、
歌は「オバケのQ太郎」の石川進氏と一流の人たちが担当していた。
ちなみに作詞は当時のプロデューサー自らおこなった。

テーマ曲のシングルレコードは1973年10月に発売され、
結構売れたらしい。当時¥500円でありました。

クレクレタコラのDVD

  パイオニア  PIBD−1181

このDVDは優れものだ。本編以外にメイキング当時8mmフィルムで
撮影された着ぐるみ等の制作風景や搬入風景も収録されている。

今回260話中257話が収録されたとなると残る
3話が気になるところだ。

ちなみに3話のタイトルは
223話ー男タコラよどこへ行くの巻、
252話ー恋の本命誰でしょうの巻、
255話ーさまようジャングルの巻
という例によって他愛もないような内容だと思うけど、やっぱり気になる。


その他シークレットファイルというテキストも付いていてタコラ研究にはかかせない。

クレクレタコラのグッズ  海洋堂その他


タコラのフィギュア

上:タコラ TVとちょっと違う雰囲気だ。
下:ケースに入ったチョンボ 
高さは約20cmソフトビニール製


世話人はこんなものを収集するような趣味はまったくないが、
タコラ研究家としては無視するわけにもいかないので、一応入手した。
タコラとチョンボ以外のキャラクターもそろっていたらしい。
もうレア物化していて、一般には入手不能のようだ。海洋堂という
アニメキャラクターのフィギュアをつくっている会社で発売された。

フィギュア以外のグッズとしては

キャチャー用の商品としてぬいぐるみ、ラーメンタイマー??
押すとクレクレと声を出す印鑑ホルダー????があったらしい

その他、タコラのなりきりセット??やタコラのオートバイヘルメットに
いたっては言葉もない。いったいどんな人がかぶっていたのか?

実用品としては携帯ストラップ、ライター、とってもゴージャスなTシャツ
やキーホルダーなんかも販売されていたらしいが、
どんな物かすら今はわからない。
今度、自分で制作してみようかと思う。