クレクレタコラのキャラクター紹介 
つぐまるのおまけへもどる

 クレクレタコラのキャラクター紹介なんていうのもアホらしいし、訳のわからない人にとっては
本当に訳がわからないだろうし、もうこんなものに何の意味があるのかと思うだろうけど
一応コレをしとかないと先に進めないし、先も長いのでお付合いください。
しかしこうやって紹介してみるとまともなキャラクターが全くいないというのには本当に驚かされる。
よくこんなので番組になったと思う。正味3分間とはいえ260話もよく作ったと思う。

真面目に取り組んで頂ければ人生において必ず得るものがございます。


タコラ

原型生物:タコ(一説に公害に汚染されて突然変異したとされている。
このころの環境に対する時代背景をうかがわせる。
光化学スモッグなんてあった頃だ。)

いつも木の上のブランコみたいなところからから望遠鏡で周囲を見渡して
なにか珍しい物はないかと探している。人間にもそういったヤツがいるけど、
人の持っている物をとにかく欲しがる。そしてそれを手に入れるためには
手段を選ばない。なりふりかまわない。しかしあまり頭が良くないのでそ
の手段というのにも限りがある。何にでも変身できるという技をもっている
のにもかかわらず、その場の状況に不利な物にわざわざ変身して失敗する
というバカさ加減にはホトホトあきれる。

したがって一旦手にいれてもすぐに取り戻されて、懲らしめられて終わる
というワンパターンキャラだ。
タコラの好奇心と執着心と物質欲は本当にすごいものがある。
タコラの着ぐるみの胸にウルトラマンのものとよく似ているランプみたいな
ものが付いているが、何かは不明だ。


チョンボ

原型生物:ピーナッツ?だろうか?とにかく植物に近い。

いつもタコラと欲しい物を獲得する作戦を練るが、タコラ同様あまり頭が
良くないのでアテにはならない。それどころか肝心なところでズッコケて
(実際よく倒れる。)もとの木阿弥にしてしまう
チョンボという名前どおりのキャラクター。

タコラの相棒というか弟分的存在だが、どうもそんなにタコラを慕って
いるというわけでもないようだ。可愛い顔をしているがいつタコラを
裏切らないとも限らないイイ加減さもある。


モンロ

原型生物:全体を見るとピンク色に圧倒されて金魚のようだが、
セイウチのような牙があり完全に哺乳類顔だ。
恐竜のような背ビレもあってなにがなんだかわからない。

タコラに出てくるキャラクターの中で紅一点的存在だが
あまり魅力的とはいえない。

とにかくマリリンモンロー風に「ウッフン」としか言わないので何を
考えているのかわからないが、なかなかのおねだり上手でモンロにあうと
タコラも立場が逆転する。タコラをはじめ他のキャラクターもモンロの
気を引こうとするがうまくいかない。なかなかしたたかなキャクター。


ビラゴン

原型生物:トカゲかアリクイ。形はアリクイに近いのだが、
なぜだかウロコがある。

力はあるが頭はあまり良くないという設定のキャラクターのようだ。
タコラやチョンボと大変仲が悪い。シッポが長いのかいつもお腹に
巻いている。だらりんとしたヒゲもゴムで作っていますという感じで
かなりだらしのない外観だ。見てくれもよくない。凶暴なところもあり、
性格もあまりよくないといったもう本当にいいところ無しの
可愛そうなキャラクター。


デブラ

原型生物:タヌキ
(登場キャラクターのなかではタコラと同様に原型生物が判りやすい)

警官の役が多い。真面目な能吏というタイプだ。
温厚で情にもろいところがあるので小ずるいタコラに
最初はいつもだまされる。
デブラの勤務先の交番のつくりがあまりに粗末で笑いをそそる。


トロロ

原型生物:クラゲ

タコラに出てくるキャラクターの中で途中から登場した新参者。
頭上に散水栓のようなものが付いていてそれが回転して色々な液体を
振りまく。タコラに対しては酢を撒いて酢ダコにしてしまう。

とにかく神出鬼没でパッと現れたり、消えたりする。
ゲゲゲとしか言わないが知能はタコラよりかなり上らしくいつも裏を
かいた行動をする。タコラはトロロにはまったく歯が立たない。


怪獣

原型生物:トカゲ、なまこ、松かさの類

怒った顔、泣き顔、笑い顔でとりあえずトリオにしたというチープな
キャラクター。その上イカリー、シクシク、ヘラヘラと
ネーミングも短絡的だ。実際何の脈絡もなく一緒に現れる
(単体では絶対に出てこない)キャラクターで単なる数合わせの感もあり、
見猿、言わ猿、聞か猿をちょっと連想させる。

タコラやチョンボと仲が悪くいつも出てきてはタコラやチョンボの
することにじゃまをしたりイジワルをする。(どっちもどっちだが・・)

この三者の特徴は外見差だけでなく、年がら年中怒ってばかりいるが全体の
イニシアティヴをとっているイカリー、泣いてばかりでネガティヴな性格の
シクシク、いつも笑っていてもうアテにならないことまるだしのヘラヘラ
という風に性格的にもわりと細かく演じわけている。

主題歌では仲良しトリオというように歌われているが、
どうもそう思えないふしもある。
単体では生き残れないので腐れ縁でつながっている連中かもしれない。