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  今回のお題「サンマの蒲焼の缶詰」

サンマの蒲焼きの缶詰は最高だ!

あの小判のような形をした缶切りでちょっと開けにくいけどかわいいやつのことですよ。

なかでもチョーシタのサンマの蒲焼きの缶詰がブランドとしてはメジャーらしい。
それでも近所のスーパーで一缶100円だ。すばらしい!
世話人はいまだにこれが一缶あればゴハン3杯たべられる。(まったく自慢にならんが・・)

缶を開けると中にはタレにたっぷり漬かったサンマの蒲焼きの半身が4〜5切れはいって
いる。その一切れを2等分するか3等分するかは、いつもその日の気分で決めている。
そして、ゴハン1杯に対して何切れ使用して食べるかを検討するのだ。
ここはおろそかにしないできっちり作戦をたてておかないといけない。

しかし、世話人(妻)が横からこの作戦を木端微塵にしてしまうことがままある。
世話人(妻)はこんなことにはいちいち作戦をたてたりしないから世話人のことが理解
できないのだ。それは世話人(妻)に限らず世の中の大半の人が理解できないかも
しれないのでちょっと説明が必要だろう。それはタレに問題があるのだ。

他の缶詰にもあてはまる点だが、このサンマの蒲焼きの缶詰もタレの影響を
大きく受けている。サンマがほとんどタレの味になっている。
そしてサンマ自体の食感は缶詰になった時点ですでに失われているのだ。
ようするに煮てるのか?単に焼いているのか?本当に蒲焼きなのか?
ようわからんということだ。

別にタレに文句をつけているのではない。それどころかあのタレがよいのだ。
これがすべてと言っても過言ではない。あの油ののったアレ!アレですよ!

サンマを箸でつまんで裏表とたっぷりタレをつけて、すばやくゴハンの上にのせる。
それをくり返しながら食べていくと最後のほうはタレがゴハンにしみて
ゴハンだけでも食べられる。でもあまり調子に乗りすぎるとゴハンが
タレでべちょべちょになってどうも按配が悪い。

だから最初にタレのヒタヒタ具合をよく検討しておかなくてはならないのだ。

あのタレの味というのは焼き鳥のタレなんかに通じていてテリヤキ系といえると思うのだが、そこにサンマが加わるとそれなりの風味になるのだ。
なんだかんだいって結局あのタレにだまされているような気もするのだが、
だまされながらでもゴハン3杯食べさせてしまうのだからサンマの蒲焼きの缶詰は
やっぱりたいしたものだ。