謎のイカチョコ発見!

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駄菓子屋に売っているようなパッケージだ

世話人はチョコレートが大好きだ。それもチョコレート単体ではなくて中に何か
入っているともっと好きだ。だけど何でもチョコレートの中に入れればいいという
ものではない。何事にも相性というのがある。ナッツ類、ビスケット類がいいのは
周知のとおりだ。唐突な組み合わせというのはやはり受け付けられない。
チョコレートの中にコンニャクが入っていたら絶句ものだ。
だけどこれがゼリーだったら全く問題はない。
不思議だ!たいした違いはないと思うのだが・・(違うかぁー)

前置きが長くなったけど、ちょっと想像つかないこの手の組み合わせを見つけました。
それは
‘イカチョコ’であります。世話人御用達の雑貨店兼本屋、吉祥寺の
ヴィレッジバンガードで発見!名前のとおり、イカをチョコでくるんだものだ。
ゲェーっといわないで下さい。

あくまでもイカだからこれをネタにシーフードエッセイにしようかと思ったけど
インパクトが強すぎるのでオマケコーナーにした。

これは愛知県のタクマ食品というところでつくっている。
例のオデン缶にしてもこっち方面はなぜか奇天烈な物をつくる傾向にあるようだ。
(偏見ではありません!あくまで印象です。)
定価は一袋50円!安いけど中身は5gしかはいっていない。一口でおわりだ。
でもこれはこれで正解だと思う。これが他の菓子やおつまみ類と同じ内容量で価格も
200円ぐらいしたらみんなビビッてスッと引いてしまう。50円くらいだと
まぁ失敗したとしても話のタネにはなるわいなっと割り切れる。
食べ物を粗末にしたという自責の念にかられるには中身が少なすぎる。


一見、チョコフレークに見えるがスルメにチョコがコーティングしてある。ウヘッ!

で!味のほうはどうか?中のイカはもちろんナマではなくて
(ナマだったらスゴイと思う。)スルメだ。が!これが全くのミスマッチだ。
口の中で表面のチョコレートが溶けると同時にスルメの味が口のなかにドッと
広がって、噛めば噛むほどスルメがハバをきかせて、チョコレートを隅に追いやる
といった感じでぜんぜん馴染まない。
もちろん人によって嗜好の差はあるだろうけど、ちょっとコレハ・・・
以前、柿の種をチョコでくるんだヤツが発売された時もちょっとムリがあるかなと
思ったけどこれはなかなか美味しかった。
しかし、今回はそう簡単にはいかない感じだ。チョコとの組み合わせのお菓子
としてはとてもスタンダードになりえないと思う。たぶん飽きてきちゃうと思う。
でも、そこのところを早くから見切りをつけてゲリラ的に発売しているのがイイ。
正面きってこれで勝負だというのがないのがイイ。何か言われたらスッと
引いちゃおうというのがにじみ出ていて大変イイ!このイカとの組み合わせに
至る経緯としては、本当はいろんな試行錯誤があって大変だったと思うけど、
全くそんなことを感じさせない。朝、社長がいきなりイカと組み合わせろと
言ってできたようなストレートさだ。こういったものがホトボリさめて消え去った
りするのは悲しいが、ずっと残っていったら世の中収拾つかなくなるのも事実だ。

大変短命なアイテムだと思うので街で見つけたらゲットしよう!50円だよ!