干しホタテの貝柱はおいしい!
コレが嫌いな人は世の中に絶対いないと信じているくらい世話人はコレが好きだっ!
シーフードの王様だ。しかし値段も王様級だ。高ぁ〜い!購入するのは大変勇気がいる。
めでたいコトでもないと(めったにないが・・・)とても買って食べることなどできない。
かといってこんなものを定期的に贈ってくれるアリガタイ人などいない。
そんなコトを考えながら東急百貨店の北海道物産展で干しホタテの貝柱の試食品を
つまんでいたら、もぉ〜どうしてもどうしても欲しくなって結局買ってしまった。
前置きが長くなったけど今回のお題は干しホタテの貝柱であります。
世話人はビールをお共に新幹線に乗るときにはキヨスクで小柱の干したヤツもお供にする。
だけどあくまで小柱だからそれこそ小指の先の半分の大きさもない。十個ぐらいいっぺんに
口にほうり込んでも満足できない。だけどそんなことをする度胸もなく、1個1個セコイ
食べ方をしながら計画的に(静岡通過時点で8コ食べるとかそんなことだ・・)
一袋あけて東京に戻ってくる。
しかし、小柱とはいえ口のなかで結構膨らんで大きくなるのは感激だ!
そしてどこまで膨らましてから噛んで食べようかいつも悩む。
限界まで口の中で膨張させ、貝柱エキスを出しきって、まずその味を楽しみ、
その後ゆっくり噛んでその食感を堪能する。それがいいに決まっている。
それはわかっている。わかっているけどガマンできない。
途中で食べてしまう。そしてうま味がまだ残っているのに食道を通過させてしまい、
あやっ!しまった!と思うのだ。
だから小柱なんかじゃなくてもともとデカイ帆立を乾燥圧縮させたヤツを口いっぱいに
頬張ればもう二度と口が閉じれなくなって涙ちょちょぎれになるなぁ〜と想像する。
想像しただけで唾液がたまる。
干しホタテと聞いただけで唾液がたまってヨダレが出そうになる。
(パブロフの犬状態だ!)
世話人は口いっぱいにカニの缶詰を頬張ることが一生の悲願だが、
もちろん干しホタテでも満足だ!
いったい干したヤツのもともとの大きさというのはどんなもんだろう?というのは
かねてからの疑問であった。そしてその疑問を解明すべく世話人は実験した。
干しホタテの貝柱12時間浸水試験を行ったのだ。(24時間にしようと思ったが、
12時間経過したところで戻したヤツを見てたら急に食べたくなった。)
浸水前のもの(左)との比較でお判りのようにやはり大きくなっている。
試験結果を計測値で下に示す。
浸水前:9x9x3.14x13= 3,306mm3
浸水後:15x15x3.14x20=14,130mm3
と体積比で4.27倍にもなっていた。
この値がすごいのか?たいしたことないのか?
さっぱりわからん?? が!とにかく大きくなった。
しかし色が薄くなった。貝柱のエキスが水に溶け出したようだ。
溶け出した水は確かに貝柱の味がする。では貝柱本体はどうか?早速食べてみる。
おいしくなぁーい!味がなくなっている。それにパサパサしている。
なんじゃこりゃぁー!!
そもそも干しホタテの貝柱は中華料理の食材で、これを水で戻して料理に使う
というようなことを聞いていたが、世話人なんかはやっぱりこのままで出して欲しい。
このまま食べさせて欲しい!さわらないで欲しい!
こんな意見の人ほかにもいませんか?
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