ニッポンの廃墟本の紹介 つぐまるの廃墟アワーにもどる
ニッポンの廃墟本 隠れた廃墟ブームがあるのかどうかわからないけれど、ここ数年廃墟関連本が続々と出版 という訳でとりあえず世話人所有の日本にある廃墟本を一挙紹介してみたい! 別に廃墟に関心のない人はおもしろくもなんともない話だと 廃墟と遺蹟の区別がつかないという人のために簡単な見分け方は、そのものが積極的に |
表紙 内容とコメント ・
廃墟の歩き方 探索篇 監修:栗原亨 発行:イーストプレス 2002年5月10日 廃墟本の中では最新刊だ。やっとこういったものが出てきたか |
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ニッポン近代化遺産の旅 文:清水慶一写真:増田彰久 発行:朝日新聞社 2002年4月5日 遺産であるからして扱われているのは由緒正しいものばかりだ。 |
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棄景 廃墟への旅 写真:丸田祥三 発行:宝島社 1993年7月10日 この写真家の丸田祥三氏の写真集は続刊がほかにもでている。 |
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萬 廃墟の魔力 発行:ゆとり文化研究所 愚童学舎 1999年11月25日 雑誌みたいな本だけど数少ない廃墟専門のひとつだ。 |
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廃墟大全 監修:谷川 渥 発行:トレヴィル 1997年3月10日 やはり大全と謳うだけあって廃墟に対する姿勢はなかなかのものだ。 かなりの知識人が廃墟について述べているが、芸術的な観点のみならず 学術的に捉えられる側面も廃墟にはあることを認識させられる。 |
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廃墟遊戯 写真:小林伸一郎 発行:メディアファクトリー 1998年10月28日 なかなか廃墟専門の写真集なんかにお目にかかることはなかったのだけれど 廃墟は本当に短命なのでその時撮り逃がすともう撮ることは出来ない。 |
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廃墟漂流 写真:小林伸一郎 発行:マガジンハウス 2001年9月20日 前作の廃墟遊戯の続編ともいえる写真集だが、世話人としては前作のもの |
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日本怪奇幻想紀行 六之巻 奇っ怪建築見聞 発行:同朋舎 発売:角川書店 2001年3月10日 廃墟本というより、幻想建築系の本だが廃墟的建築もとりあげている。 |
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カラー版 近代化遺産を歩く 著:増田彰久 中公新書 2001年9月25日 ニッポン近代化遺産の旅の新書版という感じだ。著者も同じだ。 |
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栄光の残像 詩:倉橋健一 写真:細川和昭 解説:足立祐司 発行:澪標 2000年5月10日 関西を中心をした遺構や廃墟のモノクロの写真に詩をつけてある。巻末には |
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LIME WORKS 著:畠山直哉 発行:シナジー幾何学1996年3月10日 この写真集は直接廃墟とは関係がない。日本国内の石灰石の採石場と |
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都市住宅 7705 発行:鹿島出版会 1976年5月1日 もともとは建築の専門誌だが、この号で軍艦島の研究調査で有名な 世話人はこの専門誌の発売当時は建築学科の学生であったが、 |
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崩れゆく記憶 端島炭鉱閉山18年目の記録 著:柿田清英 発行:葦書房 1993年10月25日 軍艦島が廃墟になった後の写真集のなかでは充実したものだ。 |
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軍艦島 海上産業都市に住む 文:阿久井喜孝 写真:伊藤千行 発行:岩波書店 1995年2月24日 軍艦島が廃島になる前のそこに住む人たちの生活を撮った写真集だ。 |
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月の道 著:雑賀雄二 発行:新潮社 1993年3月20日 軍艦島の写真集だ。夜間の長時間露光による撮影というのもあるが、 |
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林良文画集「脳髄を懐胎したある唯物論者の花嫁」 発行:トレヴィル 1997年3月10日 林良文氏はパリ在住の鉛筆画家。 |