キワモノ羊羹ようかん再び
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以前、このオマケコーナーでチョコレート羊羹(ようかん)というのを紹介した。
よくこんな物つくるなぁーというのが世話人のその時の印象だ。
それがどうだったかはそのコーナーを見てもらうとして、もうこれっきりこの手の物は出ないだろう
と思っていた。ところが・・・・例の世話人御用達の雑貨店兼本屋、吉祥寺のヴィレッジバンガードを
気になってその後覗いてみたら、なんと別バージョンが並んでいるではないか。

フザケタやつらだ!と思いながらもまた購入してしまった。

それは「ラーメン羊羹」と「ギョーザ羊羹」であります。

もうかなりキテます。ワザとマッチしないものを選んでいるとしか思えない。
お店の手書きのキャッチコピーも‘これが喰えるか?’みたいな書き方で、
例の開き直り型販売戦略も以前より過激になっている。
価格は前と同じ1コ¥450−だ。もちろん世話人だってこんな物買いたくもないし、
食べたくもないっ!絶対おいしくないだろうと思う。

だけどこんな怪しい物すぐになくなるのは間違いない。
そして数年後にこの羊羹たちのことを思い出し、アレはどんな味だったんだろう?
食べておけば良かったなんて後悔はしたくない。だから食べるのだ。
そして結局こんな物食べなきゃ良かったと数年後ではなくて今、後悔することになる・・・・


で!どうだっ!

食べてみた。まずいっ!まずい!まずい!まずいっ!
まずラーメン羊羹のほうだ。色は茶色だ。なんかぶつぶつっぽいものが、見える。
味はとりあえず羊羹そのものだ。だけど口の中にラーメンのダシのような味が残って
すっきりしない。

次はギョウザ羊羹だ。色はラーメンより薄い茶色だ。もう羊羹の色ではない。
中のぶつぶつっぽいものもラーメンよりは多い。
味は羊羹テイストよりギョウザテイストのほうが強くなっていて、
もう何をたべているかわからない。
しかし、その匂いがすごいのだ。ギョウザそのものだ。普通の羊羹は無臭だ。
普通のギョウザは匂う。当たり前の結果なのだが、なるほどと関心してしまう。

しかし、関心している場合ではない。
2切れ目、3切れ目を食べる意欲がもう湧かない。人にも勧めにくい。
なんか嫌がらせをしているように思われても困る・・・


実はこれら以外の羊羹も発見した。
それは、青汁羊羹杏仁豆腐風羊羹インドカレー羊羹だ。
でも、もう見ないふりをした・・・