こんな譜面台をつくりたい 
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はじめに


唐突ですが、世話人は自称現代ハーモニカプレイヤーであります。そして一部では
将来を期待されております。(本当か?)

そのわりには世話人の練習する環境は恵まれているものとはとてもいえません。
練習場所は風呂場であります。譜面台は風呂桶のフタであります。

そうだ!練習場所はいまの住宅事情と‘つぐまる’の対応を考えるとやむを
得ないにしても、譜面台ぐらいはちゃんとしたものが欲しい。

しかし、世話人は数々の作品を生み出したクリエーターでもあるので市販の譜面台で
満足するわけにはまいりません。何としてでも自分で譜面台を作らねばならない!
その上世話人は幻想建築家でもあるので(いったいお前は何者だ?)
やはり建築家にちなんだ作品にしたい。

それで20世紀の建築の巨匠たちにあやかろうと思い、
以下3つの案をねり上げたのであります。

しかし、仮にこれのうちのどれかが作れたとしても、
こんなものでいったいどうしようというのか?
人前にだせないではないか!だんだん作るのがイヤになってきた。
いつになったら譜面台が手に入るのだろう?

もう市販品の譜面台でいいから誰か親切な人が夜中に外の自転車のカゴのなかに
ほうりこんでくれたら、うれしかろーなー!

ル・コルビュジェ風譜面台

ル・コルビュジェ

1887年スイスに生まれ、主にフランスで活躍し1965年の夏、地中海で亡くなった。

パリで前衛芸術家と交わり、近代建築のアジテーターとして後の建築家に多くの影響を
与えた。機能主義、合理主義者であり、また機械崇拝者でもあった。
「住宅は住むための機械である」とのたもうた。
人体比率に基づいた独特のモデュロールがよく知られている。

この譜面台は代表作品であるロンシャンの教会堂と人体モデュロールをイメージした。

 フランク・ロイド・ライト風譜面台

フランク・ロイド・ライト

1869年アメリカ生まれの建築家。日本で活動した時期もあり、旧帝国ホテルの設計者
としても有名。後の日本人建築家にも多くの影響を与えた。

カウボーイハットのよく似合う建築家でスキャンダルによる浮き沈みにもめげず、
90歳ぐらいで亡くなるまで現役で活動した。

有機的建築論を提唱し、幼少より親しんだ建築積木が原点になっているようなデザイン
(一説にはマヤ文明の文様からイメージされたといわれている)で直線的、
幾何学的作品が多く残されている。
なぜか晩年の作品であるグッゲンハイム美術館は曲線のかたまりであった。

この譜面台もライトのデザイン原点ともいわれている建築積木をモチーフに考えた。

アントニオ・ガウディ風譜面台

アントニオ・ガウディ

1852年スペイン、カタロニアの金属細工師の家に生まれ、
1926年、質素な生活のなかで不慮の事故で亡くなった。

完成まであと200年はかかるといわれている聖家族教会の建築家として有名。
彼の死後もその弟子たちがもくもくと造りつづけている。

スペインのそれもバルセロナを拠点として活動していたということもあり、
かつては知名度も低くその存在は建築学科出身者ぐらいにしか知られていなかった。
十数年前洋酒のテレビCMで扱われたり、ドキュメンタリー映画が上映されたりで、
一躍日本でも有名になった。その一貫した作風はアールヌーボーを飛び越えてファンタジーである。

この譜面台はガウディのその自由な発想に触発されてイメージしたが、
譜面台としてはかなりムリがある。