3月のボサノバ「三月の水」


とりあえずこの曲を世話人演奏のお風呂場録音ボサノバハーモニカで聞いてみよう!

 


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バックはSinger Song Writerのアレンジデータを使用


三月のボサノバの曲の選定は楽勝だ。それは‘三月の水’というタイトルの曲があるからだ。もう本当にそのままだ。
.C.ジョビンのボサノバの見本みたいな曲だが、一般の人にはあまり知名度のある曲ではないと思う。
ボサノバ愛好家の中でもボサノバの名曲であるとは認めるけれどあまり好かれている曲ではないような気がする。
(確かめたコトないけど・・・)

歌詞は、ただ単語を羅列しているだけで詩になっているような、ないようなという感じだ。
もっともポルトガル語がわからない人(世話人も含めて・・)は、あまり関係のないことだが・・・
もともとこの曲は、メロディアスな曲ではないのでボソボソと歌うと、お経のような印象を受ける人もいるかもしれない。

バージョンによっては結構長いから聴いていても、すぐにつまらなくなってしまう・・・まぁそんな曲だ。
そんな按配でインストルメンタルバージョンではかなりきつい物があるが、
結構いろんな人がカバーを試みているという不思議な曲でもある。

 代表的な演奏のご紹介 (8バージョン)
世話人の演奏に不安をおぼえた方は参考にしてくださいね!


 ジョイス&A.C.ジョビン版
ジョイスとA.C.ジョビンのデュエットだ。もともとこの曲自体、このバージョンで有名になった。
結構リバーブをかけたボーカルだけどいやらしく聴こえない。
ジョビンの歌は大概今一つなので、デュエットの場合、遠慮がちなボーカルが多いけど、
今回はジョイスにわりとからんでいる。それがまたイイ感じだ。
やっぱりこのバージョンの出来がよかったからボサノバスタンダードとして生き残っているのだろう。

 ナラ・レオン
例によってメネスカルのギターと単純なパーカッションだけのアレンジだ。いつものように淡々と歌っている。
とにかく安心して聴けるバージョンだ・・・。


 ジョアン・ジルベルト
この曲に関して、この大御所のバージョンが個人的にはベストだと思っている。
曲自体がジョアン・ジルベルトに合わせて作られているような気がする。
ギター
単純なパーカッション、そしてジルベルトの韻をふんだようなボーカルだけの密室的演奏は格別だ。

 エレーナ版
アルゼンチンのボサノバ女性ボーカルのエレーナだ。アルゼンチンのボサノバということで緊張するけど、
この人は結構オーソドックスなボサノバに仕上げる。
だけど古臭いアレンジというわけではなく、サウンドはどこか新しい。
理由はわからないけど、聴き心地がとってもイイ。

 クレメンティーヌ版
フレンチボッサともちょっと違う感じのクレメンティーヌだが、あまりはずしたボーカルというのはないようだ。
あの‘サマーサンバ’のマルコス・ヴァーリとのデュエット版なので結構期待して聴いたが、
イントロでもうだらけてしまった。曲全体がイントロみたいな曲なので、
さらっと切り上げてさりげなく次に進めていくパターンのほうがイイのかも・・・
このバージョンはジョイスとA.C.ジョビンのデュエット版を意識しすぎたのか、
ちょっとコネ繰り回してしまった感がある。

 イリアーヌ版
所謂、ボサノバ系美人ジャズピアニストのイリアーヌだ。おいしい水なんかとメドレーで演奏しているが、
この曲がイントロみたいになっちゃって、次のおいしい水がグッと引き立っている。
もうピアノトリオでやっているジャズだよっ!て感じだ。ボサノバテイストはちょっぴりだけど、
それはそれでイイなぁ〜と聴き入ってしまう。

 小野リサ版
やっぱり小野リサはボサノバスタンダードの優等生だ。いつものように無難な仕上がりだ。
この曲に関しては、あまり冒険しないでオリジナル(と言ってもどれだかわからないが・・)に
忠実なほうが失敗しないのだろう。さわやか度ではこのバージョンがNO.1だ。

鈴木 重子
東大卒の美人ジャズボーカリストだ。スキャットの三月の水だけど、この曲の歌詞は淡々とポルトガル語の
名詞の羅列だから、ぜんぜん違和感がなかった。
だけど他の曲とごちゃまぜにしたようなアレンジで今ひとつだった。
ストレート勝負のボサノバでも素晴らしいと思うので、あんまりヒネったアレンジではやめて欲しいだが・・・


その他いろんな人たちがこの曲をカバーしています。