高知県は元々索道による林業が盛んな土地で、ウィンチや索道器具のメーカーがたくさんありました。 ケーブルクレーンに需要が移った今でも各メーカーは伝統的なノウハウと現場の意見を基に機械や器具の改良を進めています。

  
0.5ton、0.7ton、1ton、1.2ton、1.5ton、2.5ton、3ton、4ton、5ton、10ton など30台所有。

左の写真は、10ton引ウィンチです。重荷重用というよりも、スパンの長い現場や勾配のきつい現場において、速度や力やブレーキに余裕が出来ます。 SK-50 より一段上のミッションで走行できます。
(SK−100−3A カマハラ製  自重約4,000Kg)

A-300、A-400、A-500、A-700、A-800、H-300 A型300−12M  A型400−10M など多数。  
A-800タワー21M  一本柱

H鋼や米松ではこの高さはとても無理。
A型タワー

この現場では家と家の間より途中のお寺の上を通過するライン。 一本柱では左右の控え索が取れないので、A型タワーを使用。  


通常の吊りアームでは主索の折れ角度の大きい場合、なめらかにキャリアが通過しにくく、まれには脱線する場合もあります。 この様な現場向けに、本体の長さ3メートル以上有る可倒式の天秤式吊りアームを特殊キャリアとセットで使います。 驚くほどスムーズなアーム通過になります。 

RD−320 ローチング
自重400Kg 安全ハッカー付き


(ウェイト一体式)
ローチングの下にウェイトを吊り下げると、邪魔になり吊りしろもそつになる。 現在はローチング自体にウェイトを抱かせるのが(シーブのセンターより下に)主流。 天地に余裕があればこの下にフック付きの玉掛けを下げると、とても使いやすくなる。(作業員の頭の高さまでローチングを下ろさなくても良い。) フックはふところの大きい安全ハッカーがおすすめです。