1.安全率に余裕が無い    強度には根拠と余裕が必要です。 「昔これだけ吊った!」ではいけません
2.作業効率が悪い 走行が遅かったり、キャリアやフックが見えにくいと効率が上がりません。
3.天地吊りしろが少ない 経験されている方は解ると思いますが、天地吊りしろは少し費用が掛かっても十分に取って置かないと不便で、作業効率が落ち、余分な費用が掛かってしまいます。
4.機材・作業用具を十分に持っていない  リードロープやバイスやヒールブロック、小道具類をユーザーに買わせてはいけません。 
5.防護柵・ウインチ小屋・通信設備などの付帯設備を作らない  見積時に打ち合わせができてないといけません。 必要なものは作って渡すのがベターでしょう。
6.用地立木を必要以上に荒らす  請負金額が決まると完成のみを目的とし用地立木を必要以上に荒らしたり、地元に対する気配りが無い様では地権者から苦情が来かねません。
7.安い金額で請合う  親方の考え方、作業員の質が悪いと期待した内容のケーブルに仕上がりません。 張るだけケーブルは事故につながります。
8.主索センターがずれる  主索センターを優先させる企業は本工事の段取りを優先せず、索張りの段取りを優先する業者もあります。
9.自分で張って自分で使うケーブルと引き渡すケーブルとの違いが解っていない。  自社で使用するケーブルは、不慣れな人が使うことを考えてしっかりと作り込まなくてはなりません。 この違いは大きいです。