函館平野俯瞰 撮影:H25.11.2 Web公開:H26.5.6


函館平野の北東、城岱スカイラインから函館平野を俯瞰しました。

※平成26年6月11日、JR北海道はこれまで仮称で呼称されてきた新函館駅の駅名について、『新函館北斗』と決定したことを発表しました。

函館平野

▲函館平野です。左隅の海は函館湾です。
海岸線に沿って左奥へ進めば木古内町方面に至ります。なお、写真の真ん中辺りでは函館総合車両基地が、右手には新函館駅が建設されています。
とはいえ、この写真ではさっぱり分からないので(^^;;)、左奥から右手にかけての様子を次の写真から紹介していきます。。


函館平野

▲函館平野に浮かび上がった新幹線の大カーブです。
黄色の矢印で示した箇所には、万太郎トンネルの札幌側坑口があります。新幹線が函館平野で最初に姿を見せる場所です。


函館平野

▲居合わせた観光タクシーの運転手さんが、お客さんに大カーブと新幹線を紹介していたのが印象的でした。新幹線着工前には考えられなかったことでしょう。
海上に橋のようなものが見えます。太平洋セメント(株)上磯工場のセメント出荷用の桟橋です。


函館総合車両基地

▲函館総合車両基地(車庫)の敷地全景です。


函館総合車両基地

▲いくつか建屋が出来ていました。
奥の細長い建屋は「着発収容庫」、手前の細長い建屋は「仕業交番検査庫」です。写真に写っている自動車と比べると、相当な大きさであることがわかります。
両者の間に建っているのは「総合管理棟」です。このほかにも複数の建屋ができるようです。
着発収容庫の奥には、高架橋の新幹線本線が見えます。なお、手前の橋は在来線(函館本線)です。


函館総合車両基地

▲新幹線本線と、車庫への出入線が合流/分岐する付近の様子です。電化柱の建っている高架橋が本線です。車庫への出入線は左手前にかけて地上に降りてきます。
写真右手には市道との立体交差が見えます。黄色の矢印が新幹線、水色の矢印は在来線のものです。
このまま右手に進むと新函館駅です。


新函館駅

▲建設中の新函館駅(現在の渡島大野駅)です。跨線橋が残っていました(水色の矢印)
かつて、橙色の矢印付近に新青森起点149.000kmの中心線表示杭がありました。新青森・新函館間工事終点(かつ、新函館・札幌間工事始点)は148.996kmの地点なので、まさに橙色の矢印の辺りです。
なお、平成17年度着工時の工事終点は149.337kmとされていました。黄色の矢印で示しているのは、新函館変圧ポストの配電盤室です。当初の工事終点付近だと思います。

この先は平成24年度に着工された区間となります。新幹線は村山トンネルで背後の山々を抜けます。その先には、東北新幹線の八甲田トンネル(長さ26.455km、陸上にある複線断面のトンネルでは世界最長)よりも長い渡島トンネル(長さ26.470km)が控えています。
新八雲駅、長万部駅、倶知安駅、新小樽駅を経て、札幌駅は211km先(新青森起点360.260km、東京起点1,035.130km)にあります。


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