中学校線架道橋付近 撮影:H26.4.26 Web公開:H26.11.21
橋としては世界初の構造※をしているそうです。 ※(GRS一体橋梁(GRS: Geosynthetic Reinforced Soil))
▲GRS一体橋梁とは、桁と橋台だけでなく、"ジオテキスタイル"によって橋台裏の盛土とも一体化させた構造をしているそうです
私は詳しくないのですが、従来の橋梁が抱える諸課題への画期的な回答みたいです
(右上)銘板です。GRS一体橋梁に関するユニークな記載はありません。ざんねん。
奥には在来線(江差線)の踏切が見えます
▲制限高4.0メートルの表示があります
GRS一体橋梁を採用したことで、標準的なボックスよりも上床版を薄くすることが可能となり、交差道路の掘下げを最小限にしつつ4.0メートルの高さを確保できました
黄色の矢印で図示しているのは傾斜計です。世界初の構造をもつ橋なので、その挙動を計測するべく、このほかにも多くのセンサが橋梁内部に設置されています
▲橋梁内部に埋設されているセンサのケーブルだと思います
▲これも
▲高欄と防音壁
近づいてみると、それなりの高さがあります
▲【おまけ】上掲の写真の坂を上がって、振り返って撮影
線路の反対側を見通すことができないので、この位置で目の当たりにすると圧迫というか閉塞感のようなものを感じました
▲【おまけ】また振り返って撮影
奥が札幌方になります。新幹線を跨ぐ大平(おおひら)跨線橋の橋台が見えます
中学校線架道橋付近 撮影:H24.4.29 Web公開:H24.8.10 再掲:H26.11.21
▲中学校線架道橋
どこにでもあるボックスみたいですが、なんと橋としては世界初の構造をしているといいます。
▲GRS一体橋梁(GRS: Geosynthetic Reinforced Soil)
桁と橋台だけでなく橋台裏の盛土とも一体化させたものだそうです。
世界初の構造をもつ橋梁だけに、その挙動を計測するべく多くの機器が設置されています。
写真左で、壁に設置されているのは傾斜計ですが、ほかの計測機器は埋め殺しでしょうかね。
▲左奥に木古内中学校が見えます