共用区間終点付近2(大谷地線路橋付近) 撮影:H26.4.26 Web公開:H26.7.18


木古内駅の新青森よりで在来線と分岐した新幹線は、大谷地線路橋で在来線下り線の上を越えていきます。

大谷地線路橋付近

▲新幹線と在来線の分岐後、在来線は20パーミルの勾配を駆け下って地上に降ります。
左が札幌方になります。


大谷地線路橋 大谷地線路橋施工前

▲新幹線は在来線上下線の間を高架橋で直進して、在来線下り線の上を通過します(大谷地線路橋)。大谷地線路橋は馬桁構造を持つ鋼橋です。
右の写真は施工前(H22.5.15撮影)


大谷地線路橋

▲横から見たものです。
橋の構造形式は「2径間連続合成鋼箱桁(馬桁一体式)」というそうです。


大谷地線路橋

▲架橋に当たっては、まずマクラギ方向に馬桁を架けて、次にレール方向の主桁4本を架設したものです。
営業中の在来線の直上での施工となるため、在来線列車の走っていない深夜に、1日当たり160分の時間内で桁を1本ずつ架設していきました(→5日間要した)。
馬桁を含む5本の桁は、溶接により一体化されました。


大谷地線路橋

▲銘板?はペイントです。
距離表示が東京起点ではなく、新青森起点となっています。


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