奥津軽駅付近2(奥津軽駅付近) 撮影:H25.8.30 Web公開:H25.12.12
現在の津軽今別駅です。
新幹線と在来線との共用区間にあり、在来線は「海峡線」として昭和63年3月から供用されています。
新幹線工事では当駅を改良し、新幹線ホーム2面3線のほか、貨物列車用に上下2線ずつ待避線を設ける計画になっています。
当駅のすぐそばに津軽線 津軽二股駅及び道の駅いまべつ(道の駅はH27.3.31まで休業中)があります。
※平成26年6月11日、JR北海道はこれまで仮称で呼称されてきた奥津軽駅の駅名について、『奥津軽いまべつ』と決定したことを発表しました。
※このページに掲載の写真は、津軽今別駅ホーム移転前のものです。
▲駅前の造成が始まっていました。
以前存在した公衆トイレなどは跡形も無くなっていました。
左手のオレンジの建物は道の駅です。
▲新幹線工事で新たな構造物が出現しています。コンクリートの色が違うのですぐ判りますね。
▲道の駅の入口に描かれた「しあわせ駅長」。色褪せてしまいましたが、私は好きです。
実際は、四駅同時に営業することはなさそうですが、新幹線開業後も活躍してほしいです。
…津軽線 津軽二股駅を横断して、屋根付き階段を上がると、、
▲
▲、、現在の津軽今別駅構内です。
▲在来線線路と津軽今別駅ホームを移転する工事をしていました。
この写真に写っているのは下り線です。
▲上の写真のアップです。
オレンジのシートで頭を養生されている"柱"が気になります。
▲振り返って撮影。奥が札幌方になります。
このマクラギ、新品には見えないです。
▲上の写真のアップです。
わかりにくいですが、中央に分岐器が挿入されています。
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▲写真中央の電化柱はコンクリートポールですが、それより奥の電化柱は鋼管柱です。
どういう使い分けなのでしょう。
この場所の以前(H20.8.22)の様子は→こちら
▲移転前の下りホームから新青森方を見ます。
撮影当時は在来線として現役でしたが、新幹線本線となるべく工事に入ることとなりました。
▲上の写真のアップです。
▲これはコンクリートポールっぽいですね。よくわかんないです。
▲振り返って撮影
▲これは在来線上り線となります。移転先の仮ホーム(上り)を作っていました。
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▲移転前の上りホーム
▲踏切動作中
▲踏切から新青森方を見ます。
▲振り返って、札幌方を見ます。
停止位置目標灯はそのままでした。以前(H19.5.12)の様子は→こちら
▲津軽線 津軽二股駅ホーム裏、道の駅駐車場から撮影。
在来線の電化柱が続々と建っていました。
▲本線を挟んで反対側です。写真の左側が奥津軽駅(現・津軽今別駅)となります。
手前の高架橋が、新幹線工事で新設された在来線(上り)の高架橋です。
その奥が上り保守基地出入線の高架橋(既設)、新幹線(現・海峡線)上下本線の高架橋(既設)、下り保守基地出入線の高架橋(既設)、在来線(下り)の高架橋(新設)となっています。
このページの下の方に、同じ場所で工事が始まる前に撮影した写真があるので比べてみてください。以前(H19.5.12)の様子は→こちら
▲上掲の写真から新青森方を見たものです。
過去の写真と見比べると、出入線の盛土構造が変更されたことがわかります。というか盛土の名残が見当たりません。
盛土の法面だった場所に在来線高架橋が新設されています。以前(H19.5.12)の様子は→こちら
▲正面に上り出入線のトンネルが見えます。トンネルは新幹線上下本線及び在来線下り線の下をくぐって、保守基地に繋がっています。
▲振り返って札幌方を見ます。
以前は写真の真ん中あたりで高架橋が途切れていました。以前(H19.5.12)の様子は→こちら
▲高架橋群をくぐります。
左から在来線(下り)の高架橋(新設)、下り保守基地出入線の高架橋(既設)です。
両者ともラーメン構造ですが、「つくり」が違います。海峡線が新幹線として開業していれば、両者は同じつくりだったんだろうなあ。
右端に写っているのは新幹線(現・海峡線)上下本線の高架橋(既設)です。
▲津軽線の踏切から新青森方を見ます。
手前の高架橋は、在来線(下り)の高架橋(新設)です。以前(H19.5.12)の様子は→こちら
▲これは札幌方を見たものです。
以前は写真の左から3本目の電化柱あたりで高架橋が途切れていました。以前(H19.5.12)の様子は→こちら
▲【おまけ】津軽線の線路です。
奥津軽駅付近2(奥津軽駅付近) 特記のない写真はH19.5.12撮影。
現在の津軽今別駅です。
新幹線と在来線との共用区間で、在来線は「海峡線」として昭和63年3月から供用されています。
新函館方で、上下本線からそれぞれ新青森よりにある保守基地へ出入線が分岐しています。
新幹線開業時には当駅を改良し、新幹線ホーム2面3線のほか、貨物列車用に上下2線ずつ待避線を設ける計画になっています。
当駅のすぐそばに津軽線 津軽二股駅及び道の駅いまべつがあります。
▲(H20.8.22撮影)駅前の様子。
タクシー乗り場、バス乗り場、ロータリ、駐車場のほか公衆トイレもある。
写真中段の築堤上に海峡線 津軽今別駅がある。左手のオレンジの建物は道の駅。
▲道の駅の裏手。
津軽線 津軽二股駅ホームの眼前に、海峡線 津軽今別駅がある。
写真左の連絡階段で往来できるが、両者は全く別の駅。
▲連絡階段を上がったところが津軽今別駅構内。
白線の引かれたホームへの通路を「道路のようなもの」が横切る。なんとも特異な光景。
これは当駅の新函館よりで上下本線から分岐した保守基地への出入線トンネルの上部である。
当駅には跨線橋がなく、本線横断には踏切を通る。
▲踏切から新青森方向を遠望する。正面は津軽トンネル。
線路脇に赤い消火設備が並ぶ。
▲反対側。新函館方向を遠望。
線路は左にカーブし、大川平(おおかわだい)トンネルに進入する。
カーブの手前で保守基地への出入線が上下本線から外側へ分岐している。
写真の左右にみえる「道路のようなもの」は、それぞれ上下本線からの出入線トンネルの上部である。
▲(H20.8.22撮影)下り本線への出入線トンネル先端上部から新函館方向を撮影。
本線の築堤を垂直にしてスペースを作り、出入線が敷設されている。
これはテールアルメ工法なる補強土工によって実現された。新幹線本線でテールアルメ工法を採用したのはここが初めてとのこと。
出入線には架線がない。
▲(H20.8.22撮影)上の写真のアップ。本線との合流付近の様子。
▲(H20.8.22撮影)振り返って新青森方向をみている。
「道路」は保守基地に向かって右カーブしている。
▲ホームに向かう通路から「道路」を見る。
左側の「道路」が上り本線から分岐して、本線の下を立体交差してきた出入線トンネルの上部。
右側の「道路」が下り本線からの出入線トンネルの上部。
▲(H20.8.22撮影)上掲写真の左側の「道路」と下り本線ホームとの間に広がる原っぱ。
原っぱは築堤の天端(てんば)になっており、駅付近はかなり幅の広い築堤となっている。
赤い屋根の小屋は待合室。
▲(H20.8.22撮影)出入線トンネルの先端上部から基地を見る。
北海道の湯の里軌道基地と同様、ここでも新幹線用のロングレールが作られている。
正面の門型クレーンの下にロングレールが集積されているのが見える。
門型クレーンの右奥、真っ白の敷地は、新幹線工事として造成された「奥津軽保守基地」。(右の写真は、H19.5.12撮影。)
▲(H20.8.22撮影)振り返ると、左側に下り本線に至る出入線トンネルの坑口がある。
右側の「道路」は上り本線に至る出入線トンネルの上部で、本線の下を立体交差している。
▲新青森側から津軽今別駅を見る。トンネル坑口が2つ見える。
左側が下り本線への出入線。右側が上り本線への出入線。
▲津軽今別駅の北側(新函館側)。
盛土から高架橋に変わる。左手が新青森方向で駅ホームがある。
写真は、手前から上り本線への出入線高架橋、上下本線高架橋、下り本線への出入線高架橋。
最奥の踏切は津軽線。
▲上の地点から左手を見たところ。
正面のトンネルは、上り出入線のトンネルで、上下本線の下を立体交差して基地に至る。
▲振り返って新函館方向を見たところ。上り出入線高架橋の右半分が途切れている。
▲津軽線の踏切を横断して新青森方向を見たところ。
目の前の線路は津軽線で、画面右に津軽二股駅がある。津軽今別駅との連絡階段が見える。
正面のトンネルは下り出入線のトンネル。
▲振り返って新函館方向を見たところ。下り出入線高架橋の左半分が途切れている。
▲(おまけ)駅名標。
手書き感あるこの書体を用いた駅名標は、JR北海道の駅でも当駅以外に見たことがない。
駅名の下に会社名が書かれている。右側の意味のよくわからない看板とともにここがJR北海道の駅であることを強調している。
▲(おまけ)2灯式信号機?と思っていたが違っていた。
背後に回ると、停止位置目標灯と書かれた銘板が付いている。
これは海峡線区間を走行する列車に火災が発生した場合に点灯し、火災列車の乗務員に対して停止位置を知らせるものである。
同様の灯器が約1km手前にも設置されており、そちらはブレーキ開始表示灯という。
これらは現在津軽今別駅、青函トンネル竜飛定点、青函トンネル吉岡定点及び知内駅の上下線に設けられている。