1981年8月、
米原から北陸本線で敦賀へ。
そして小浜線を訪ねた。
福井置県100周年の記念イベントとして運転される、
「SLわかさ号」が目当てだった。
機関車はC56160。
真夏にしては上等な煙を吐きながら、
当時の臨時列車には定番の
12系客車を引いて颯爽と通り過ぎていった。
当時、私は市川 昆監督に傾倒していて、
画面いっぱいに山の木々を映し出すような構図に凝っていた。
SLといえば山口線の「貴婦人」ばかり追いかけていた私にとって、
「ポニー」の愛称で呼ばれるC56の軽やかな走りは新鮮だった。
ほんとうに同じような構図のオンパレード・・・
でも、当時はこれが狙いで撮っていたのだからしょうがない・・・。
次は小浜線のキハ58系!