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器質・機能的な障害
 「器質的な障害」とは物理的な障害のことです。
 物理的障害とは、例えば、手がない、足がない、角膜に傷がある、等のことです。
 手のない人に荷物を持てと誰もいいませんよね。また、角膜に傷があり見ることの出来ない人に「あそこに書いてあるから呼んでください」といいませんよね。自分で荷物を運んだり、声に出して呼んであげたりしますよね。持とうと思えば持てるとか、頑張れば見えるな等と決して言いませんよね。
 「機能的な障害」とは脳の働きがうまくいかない障害のことです。
脳の中で情報伝達の回路がうまく働かないとか、脳の中で働く酵素や補助酵素が不足している等の理由で、私たちと同じように考えたり、行動したり出来ないことを言います。
 自閉症の研究もだいぶ進み、自閉症も「器質的・機能的障害」だとほとんど確信されています。
 このことは、「頑張っても出来ないこともある」「練習して積み重ねてもなかなか身に付かないこともある」「やりなさいと言うことが無理な注文の時もある」「それをするために莫大なエネルギーを必要とする」等、程度の差こそあれ、克服できない不得手や苦手が有ると言うことです。
 誤解しないでもらいたいのは、教育や療育が無益なものであると言うことではありません。それぞれに合った教育、療育が有るのです。それを行うには、自閉症の正しい理解があって初めて行えるのです。
 自閉症の人のそれぞれが持つ出来ないこと、苦手なことをまず理解することが大事なことです。
 自閉症とは、脳という目に見えない部分の障害であり、原因や症状も解らないことが多いために、理解されなかったり、誤解されたりするのです。