少し、ロマンチックなテーマについてのページ
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いつでも君と

 いつでも君といるような そんな気持ちでいるけれど
 カリフォルニアの空のような青さの今日はなぜか寂しい
 山影稜線がはっきり写り過ぎて、空の遠さを際立たせている
 きつく抱きしめれば、一つになれる気がして強く抱いたけれど
 君と僕は二つの別々の肉体であることを感じるばかりだ
 ・・・なぜ
 

ドライブ

 何気なくドライブしている時  不意に君を想い出すことがある
 晴れた暖かい日 灰色の曇天の日 そして、雨の日でも
 お天気には関係なく君を想う
 用事があっても、なくても、忙し時もそうでないときも
 ただ突然に君を想う
 僕はいつもどこかへ向けて走っている
 ドライブしている時は決められた目的地に向かって走っている
 でも、あの疾走感が沸きあがった瞬間、僕の目的地はただ一つになる
 それは君だ。
 僕を駆り立てる心地よい焦燥感、本当に手に入れたいものは君だけだ
 君は僕のもの、そんなことはわかっている。
 だからこそ、君が欲しい
 棺桶にまで、自分が買ったゴッホの「ひまわり」を持って行きたいといった、馬鹿がいた。
 彼のことを僕は非難できるのだろうか。
 僕は君に充分愛されている、でもそれが何だ。
 本当に大切なことは、僕がもっともっと君を愛すことなのだ。
 この気持ちだけが、君への愛なのだ。
 この気持ちを持ち続けることだけが君を本当に愛し続けることなのだ。
 エンジンの高鳴りと加速による、素晴らしいドライブフィーリング
 これこそが君を愛する歓びの疾走感、素敵なドライブなのだ。


押入れの写真

 今日、押入れの片付けをしました。
 思いがけず、学生時代の写真を発見した。
 30年も前の写真だけど、気持ちは即、ライブになります。
 彼女のポートレイト、いつみてもかわいい。
 僕のアパートに飾って、毎日見ていた写真達です。
 その内の一枚の、ちょっとほろ苦い思い出話。
 銀座三越の屋上で僕が撮ったモノです。
 なんとも言えない表情をしています・・・
 ・・・今日は私疲れているの・・・早く帰りたい。
 僕はカメラを手にして、歩行者天国の銀座までやって来て
 彼女を撮影するのに夢中、ついには屋上まで引っ張って来たのでした。
 結局、この写真のシャッターがその日の最後の一枚になりました。
 彼女も喜んでばかりいるものと・・・完全に舞い上がっていて、
 シュンとなったのを覚えています。
 でも、彼女は歩き回って疲れただけで、怒ったわけではなかった。
 そんなわけで、心なし非難がましいような表情です。
 にっこり笑顔の写真じゃないけど、僕には好きな一枚です。

目次
1 押入れの写真 2002.9 
2 ドライブ 2002.10
3 いつでも君と 2.10.26